「ウマ (麻雀)」の版間の差分

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== 馬身 ==
'''馬身'''(ばしん)は差しウマの一種で、着順の差によって支払いの額を2倍・3倍にする差しウマである。競馬の着差に由来する<ref name="Tenpai2-23">{{Cite book|和書|authorauthor1=[[嶺岸信明]]/[[|authorlink1=嶺岸信明|author2=来賀友志|authorlink2=来賀友志]]|date=2000|title=[[天牌]]|volume=第2巻|pages=|publisher=[[日本文芸社]]|isbn=9784537099034}}[[週刊漫画ゴラク]] 1999年7月-10月初出掲載分。p23の欄外注に「競馬用語。順位によって掛け金が変動する」とある。</ref>。通常の差しウマならばどんな着順差でも支払う額は同じであるが、馬身の場合は着順差によって支払い額が変わってくる<ref name="Tenpai2-23"/>。例えば「馬身2万点」の場合、上位者がトップで下位者がラス(4着)ならば3馬身差になり、支払い額は2万点×3馬身差で6万点となる。
 
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{{Anchors|総馬}}
== 総ウマ ==
'''総ウマ'''(そうウマ)とは、総てのプレイヤー間で差しウマが行われるルール。すなわち「全員が参加する差しウマ」である<ref>{{Cite book|和書|authorauthor1=[[嶺岸信明]]/[[|authorlink1=嶺岸信明|author2=来賀友志|authorlink2=来賀友志]]|date=2000|title=[[天牌]]|volume=第2巻|pages=|publisher=[[日本文芸社]]|isbn=9784537099034}}[[週刊漫画ゴラク]] 1999年7月-10月初出掲載分。p33の4コマ目に「全員が参加する順位ウマ」とある。</ref>。'''総サシ'''(そうサシ)と呼ばれることもある。総ウマは一般的な[[#順位ウマ|順位ウマ]]とは区別されて扱われるが、たとえば1万点の総ウマは実質的にワンスリーの順位ウマと同じである。したがってワンスリーのゲームで1万点の総ウマを握ることは、順位ウマをツーシックスにすることに等しい。また、総てのプレイヤー間で馬身の差しウマを握ることを「総馬身」と呼ぶ。総馬身もやはり結果的には順位ウマの増額と同じである。
 
== ビンタ ==
ビンタも差しウマの一種である。ビンタでは、特定の点数(配給原点とすることが多い)を超えているプレイヤーとそうでないプレイヤーの間で支払いが倍になる<ref>{{Cite book|和書|authorauthor1=[[天獅子悦也]]/[[|authorlink1=天獅子悦也|author2=安藤満|authorlink2=安藤満]]|year=2001|title=むこうぶち|volume=第3巻|publisher=[[竹書房]]|isbn=4812454913}}p29欄外注。</ref>。倍になるか否かの基準点を'''クビ'''と言い、基準点を下回ることを「クビが切れる」、基準点を上回ることを「クビができる」と言う(25000点をクビとする場合、25000点ちょうどならクビは切れていない)。
 
やり取りの場合分けは下の表の通りである。