「グリザイユ」の版間の差分

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[[システィーナ礼拝堂]]の天井のフレスコ画は一部がグリザイユで描かれている。[[ハンプトン・コート宮殿]]の[[アントニオ・ヴェッリオ]](Antonio Verrio)による大階段の装飾の下の部分もグリザイユである。
 
[[ネーデルラント]]のグリザイユの伝統は[[マルティン・ファン・ヘームスケルク]]([[:en:Marten(Marten Jacobszoon Heemskerk van Veen|Marten Jacobszoon Heemskerk van Veen]])Heemskerk)、[[ヤン・ブリューゲル (父)]]、[[ヘンドリック・ホルツィウス]]、それに[[アドリアン・ファン・デル・フェンネ([[:en:Adriaen]](Adriaen van de Venne|Adriaen van de Venne]])Venne)の夥しい作品を経て、[[レンブラント・ファン・レイン|レンブラント]]や[[ヤン・ファン・ホイエン]]([[:en:Jan(Jan van Goyen|Jan van Goyen]])Goyen)のサークルまで遡ることができる。
 
[[装飾写本]]はしばしば使える色の制限からペンと[[水彩]]で描かれた。ジャン・ピュッセル([[:en:Jean Pucelle|Jean Pucelle]])、[[マシュー・パリス]]([[:en:Matthew Paris|Matthew Paris]])らはそれを専門とした。[[アンドレア・マンテーニャ]]、ポリドーロ・ダ・カラヴァッジオ([[:en:Polidoro da Caravaggio|Polidoro da Caravaggio]])といった[[ルネサンス]]の画家たちはしばしば古典風の効果を狙って、つまり古典期の彫刻レリーフや[[ローマ美術]]を模して、グリザイユを使った。