「エアロビクスダンス」の版間の差分

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2009年ごろから日本では、'''ダンスエアロビクス'''が広まった<ref>「月刊FITNESS JOURNAL」2008年11月号</ref>。これは従来のエアロビクスダンスに比べてダンスの色彩がより濃いものである。従来型のエアロビクスダンスでは体幹部の動きが少ないのに対し、ダンスエアロビクスではラテンダンスなどの動きを取り入れ、体幹部の屈曲、回旋を行うのが特徴<ref>体幹部は胴体、屈曲は曲げる動作、回旋はひねる動作。</ref>。
 
2010年初頭には全体的にクラスの高難度化、長時間クラスの設定、イベント等が顕著になる。好きなインストラクターを回るスタジオ遠征や長時間の入場並び、立ち位置争いなどの問題も目立ち始め、健康の為の運動というよりは、熱心なマニア向けに作られた複雑なコリオを楽しむクラスが多くなってくる。半面、初心者には敷居の高いクラスが多くなっていった。
 
マニア向けの一過性のブームが去ると、今度はプレコリオプログラム([[ZUMBA]]等)の台頭により、それらクラスに置き換わる事が多くなった。プレコリオのインストラクターはクラブのスタッフで行える場合も多いが、エアロビクスのインストラクターはコリオの組み立てや進行に相当なスキルが必要で、そもそも新規のクラス設定は難しく、現在もクラス設定は減少傾向にある。
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;クールダウン:[[ストレッチ#ストレッチの分類|静的ストレッチ]]を行う。
 
なお、近年ではウォーミングアップとメインパートを明確に分けないスタイルもみられる。このスタイルではウォーミングアップの動きを徐々に変化させて運動強度をあげスムーズにメインパートに移行する。また筋力トレーニングは時代と共に縮小、省略されつつある。
 
== 用語 ==
最も初歩の動作として「ステップタッチ」がある。1右足を外側に踏み出し、2左足を内側に踏み出す。3左足を外側に踏み出し、4右足を内側に踏み出す。(合計4カウント)このうち、2と4の時に手を叩く。一連の動きをした後にこの「ステップタッチ」へ戻る事が多い。もしくは「マーチ」である。「マーチ」は(通常)右からその場で歩くだけである。
 
基本動作としてAステップ、Vステップ、マンボ、ニー、シャッセ、(キック)ボールチェンジ、グレープバイン、カール、バックステップ、スパイダー、ツイスト、パドブレ、マンボターン、ピボットターン、多数ある。大部分ローインパクトステップでりこの組み合わせを再現することで進行する。
 
一か月でコリオグラフィー(動きの組み合わせ)を変えるというクラスが多い。インストラクターによってはクラスによってコリオグラフィーが変わる先生も居るし同じものをやる人も居る。数ブロックの内1ブロックだけを月初めに入れ替えたり、少しずつアレンジしながら2~6か月同じという場合もある。その場合初期設定の難度が高い。毎週コリオが変わるクラスもある。この場合は難度が少し低めに設定される。
中級クラスからツイスト、パドブレ、マンボターン、ピボットターン、1回転等が加わる。
 
== 難易度によるクラス分け ==
エアロビクスダンスのクラスの運動強度や時間は対象者や目的によりさまざまに設定される。
 
'''エアロ初級(市町村のエアロビクスクラス、はじめてエアロ、体験エアロ、エンジョイエアロ等)'''<blockquote>初心者向けのクラスでは運動強度は低く、時間は短め(通常30~40分間程度)であり、技(コリオ)の組み合わせがないか、簡単な組み合わせで進行する。右足から踏む16カウントのコリオ及び左足から踏む対象動作(シンメトリー)の16カウントのコリオで計32カウントで1ブロックとするケースが多い。</blockquote>'''エアロ中・上級'''<blockquote>熟練者向けのクラスでは運動強度は高く、時間は長め(45〜90分間程度)である。</blockquote>
'''エアロ初・中級(ファットバーン、ローインパクト、チャレンジエアロ等)'''<blockquote>1ブロックが初級クラスの倍の32カウントのシンメトリーで作られる事が多くなり、ブロックも2~3ブロックとする事が多い。初級クラスを経験したステップアップクラスという位置づけで公称は初中級とするクラスが一番多く、殆どのクラブでボリュームゾーンとなっている。しかしながらレベルはクラス(インストラクター)によって大きく異なり実質上級向けというクラス存在するのである程度出てみないと真のレベルは分からない。</blockquote>'''エアロ中・上級(コンビネーションエアロ、アドバンスド等)'''<blockquote>熟練者向けのクラスで運動強度は高く、時間も長め(60〜90分間程度)である。こ上級クラスは消滅もしくは存在せず、実質の最上級クラスとなる場合が多い。32カウントコリオで3ブロック以上ある場合が殆どで、月後半になるとカッティングハーフ(シンメトリー部分を省略)や面を変える(横向きや後ろ向き)等のアレンジが入る。どちらかというと記憶力の方が試される。</blockquote>
== 記念切手 ==
[[ワールドゲームズ2001]]では[[記念切手]]が発行されている[https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2001/0816/index.html]。