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====[[リネージュII]]====
規約の解釈により、RMT行為は禁止行為と判断されている。しかし、上述のラグナロクオンラインと共に'''2006年現在、RMTに関する問題が最も深刻なゲームの一つ'''と言われる。狩場独占やその為のPK行為、素材アイテムや荘園システムの種アイテムの買い占め行為などがRMTプレイヤーやゴールドファーマーの問題行動としては顕著になっているが、管理会社側の反応は鈍く、ほとんどのケースで運営側がユーザー間のトラブルとして不干渉という姿勢をとっている為、ユーザーの不満度は非常に高い。
 
運営側によれば曰く、リネージュと比較してゲームの操作をRMTを実行しづらいシステムに変更したとしている。サーバー側での対処もある程度行っている様であるが、これに対するゴールドファーマーやRMTプレイヤーたちの[[ボット (ゲーム)|BOT]]などの対応が非常に早く、いたちごっこの様相を呈している。「[[NProtect|nProtect]]」や海外からのアクセス遮断で対処を試みてはいるものの、nProtectは外付けのシステムであり、肝心のリネージュII本体のプログラムやサーバのシステム的な対処が脆弱であるため後手後手の対処となっている感は否めず、またその対処も短期間で突破されて有名無実化してしまう事が多く、RMTプレイヤーが放つBOTへ対応に四苦八苦している状況がかいま見られている。
 
RMTプレイヤーによる高レベル者用の高価な装備を狙った詐欺やMPKなどの被害もしばしば見受けられてきた。また、これらの被害により防具などの重要な装備を奪われ、そのショックでやる気を失い(また、ゲーム内所持金などの問題から再起を断念し)そのままゲームから引退するプレイヤーも現実に発生していた。このため、管理会社も高レベルのプレイヤーのこの様な形での流失についての対策を取らざるを得なくなり、2006年10月のリファインアップデートにおいて、遂に死亡ペナルティによるアイテムドロップを原則廃止せざを得な事態に追い込まれた。
 
リネージュIIのクロニクル4以降においては、高価なアイテムをよく出す一部のボスモンスター(レイドボス)については、ゴールドファーマーによる組織的なボスモンスター狩りが連続的に繰り返されてボスモンスターの不在状態が恒常化している。この為、普通のプレイヤーにとっては特定のレイドボスを倒す事が必須となる3次転職クエストなどの重要なクエスト進行にも大きな支障をきたす状態になっている。