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* 販売目的の財貨または用役を生産するために短期間に消費されるべき財貨(原材料、貯蔵品)。
* 販売活動および一般管理活動において短期間に消費されるべき財貨(消耗品)。
また企業会計基準では次の分類を定義している。
 
* 通常の販売目的で保有する棚卸資産
* トレーディング目的で保有する棚卸資産
 
=== トレーディング目的で保有する棚卸資産 ===
'''トレーディング目的で保有する棚卸資産'''は加工や販売ではなく市場での価格変動による利益獲得(<u>トレーディング</u>)を<u>目的</u>として<u>保有する棚卸資産</u>である<ref>"3. ... 棚卸資産は ... 所有し、かつ、売却を予定する資産 ... 売却には ... 活発な市場が存在することを前提として、棚卸資産の保有者が単に市場価格の変動により利益を得ることを目的とするトレーディングを含む。
 
... 当初から加工や販売の努力を行うことなく単に市場価格の変動により利益を得るトレーディング目的で保有する棚卸資産" 企業会計基準委員会. (2020). ''[https://www.asb.or.jp/jp/wp-content/uploads/20200331_03.pdf 企業会計基準第 9 号 棚卸資産の評価に関する会計基準]''.</ref>。例として原材料・小売商品として利用しない金[[地金]]が挙げられる。
 
本資産はその性質から売買目的有価証券に関する取扱いに準じて扱われる。
 
== 評価 ==
以下の条件分けによって決定される。
* トレーディング目的で保有している場合 → 完全な: 時価評価金融商品のうち売買目的有価証券の会計に準ずる(9号15項
* 市場販売目的のソフトウェア → : 研究開発費の会計基準に準ずる
* 通常の販売目的で保有している場合但し、上記以外) → : 以下参照
 
== 払出単価の計算方法 ==