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[[画像:Wiki_bongo's.jpg|thumb|ボンゴ]]
'''ボンゴ''' (''bongo drums'', ''bongos''') は、大きが同じで口径の異なる大小2の片面[[太鼓]]をつなぎ合わせた[[打楽器]]([[膜鳴楽器]])である。鼓面の大きさは16cmから20cm、太鼓の深さは20cmから25cmほどである。
元来[[キューバ]]の[[民族楽器]]で[[ラテン音楽]]に重用されているが、同じくキューバの民族楽器である[[コンガ]]や[[ティンバレス]]などと同様に、現在では多くのポピュラー音楽でそのサウンドを確認することができる。
 
大小2つの太鼓は、口径の小さい方が'''マッチョ'''(''macho''、[[スペイン語]]で[[男性]]の意)、大きい方が'''エンブラ'''(''hembra''、スペイン語で[[女性]]の意)と呼ばれる。
元来は、両膝の間に挟んで指で叩くのが基本であるが、スタンドを用いたり、ばちを用いたりすることがある。ばちを用いると、指で叩くのとかなり異なる音色が得られる。
演奏者や演奏される[[ジャンル]]にもよるが、マッチョはエンブラに比べて非常に高音に[[調律|チューニング]]されることが一般的である。
 
==奏法==
[[ラテン音楽]]に重用される[[キューバ]]の楽器である。
伝統的な演奏スタイルは椅子に座りエンブラを利き手側に股に挟んで素手で演奏する、というものであるが、現在では[[スタンド]]を用いての立奏や、コンガなど他の楽器に組み込んでの演奏も一般的である。
また、素手では無く[[スティック]]([[撥]])を用いての演奏もしばしば行われる。スティックを用いると、素手で演奏するときと異なる音色を得ることができる。
 
ちなみに、[[サルサ]]などのラテン音楽では、ボンゴ奏者は曲の盛り上がりにより'''カンパナ'''(''campana'')と呼ばれる[[カウベル]]に持ち替えてリズムを牽引することもある。
 
==代表的なボンゴメーカー==
*[http://www.timbapercussion.com/ TIMBA]
*[http://www.gonbops.com/ Gon Bops]
*[http://www.lpmusic.com/ LP(Latin Percussion)]
*[http://www.tocapercussion.com/ Toca]
*[http://www.meinl.de/ Meinl]
*[http://www.pearldrum.com/ Pearl]
 
[[Category:打楽器|ほんこ]]