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[[ファイル:ColonnaSlappingBoniface.jpg|250px|サムネイル|アルフォンス·マリー·アドルフ=ドヌー「教皇ボニファティウス8世の捕縛」]]
'''アナーニ事件'''(アナーニじけん、Outrage of Anagni)は、[[1303年]]、[[フランス王国|フランス]]国王[[フィリップ4世 (フランス王)|フィリップ4世]]が[[教皇|ローマ教皇]][[ボニファティウス8世 (ローマ教皇)|ボニファティウス8世]]を[[イタリア]]の山間都市[[アナーニ]]で捕らえた事件。フィリップ4世はローマ教会にも圧力をかけ、[[クレメンス5世 (ローマ教皇)|クレメンス5世]]を[[アヴィニョン]]へ移住させ、[[アヴィニョン捕囚]](教皇のバビロン捕囚)を引き起こして教皇権に対する王権の優位を確立した。事件は教皇権力の衰退と王権の伸張を印象づけ、近世[[絶対王政]]にいたる重大な一里塚となった。w
 
== 関連項目 ==