「ムーア・マシン」の版間の差分
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多くの電子機器は[[論理回路#順序回路|順序論理]]で設計されている。順序論理はムーア・マシンの限定された形態であり、状態はクロック信号が変化したときのみ変化する。一般に、現在状態は[[フリップフロップ]]に格納され、クロック信号はフリップフロップのクロック入力に接続される。クロック同期システムは準安定性問題を解決する方法のひとつである。
典型的な電子的ムーア・マシンは[[論理回路#組み合わせ回路|組合わせ論理]]の連結によって現在状態から出力にデコードを行う。状態が変化すると、その回路の通じて即座に出力も変化する(変化しない場合もある)。設計上の技法として出力が変化する際に不正な中間的出力が発生しないようにする必要がある。一般には出力を利用する側もクロック同期して中間的な不正な出力は無視される。出力はムーア・マシンの状態が変化しない限りそのままである(LEDは点灯したまま、モーターは回転したまま、など)。
== 形式的定義 ==
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