「電球形蛍光灯」の版間の差分

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== 最近の動向 ==
2015年以降は(従来の[[白熱電球]]や電球形蛍光ランプより低電力かつ長寿命な)[[LED照明]]器具やLED電球が急速に普及し、それら製品の小型化・低価格化も進んだ。このため電球形蛍光ランプの需要は減少傾向にあり、国内電機メーカー各社は従来の電球形蛍光灯ラインナップを大幅縮小してLED電球に力点を移行。[[東芝ライテック]]は業界の先陣を切って「2015年3月限りで電球形蛍光灯『ネオボールZシリーズ』生産を終えLED電球へ完全移行」した。翌年3月には[[NECライティング]](現・[[ホタルクス]])も電球形蛍光ランプ生産を完全終了している。[[パナソニック ライティングデバイス]]も電球形蛍光ランプのうち、上位モデルの「[[パルック]]ボールプレミア/プレミアクイックシリーズ」と「無電極パルックボール」は2015年6月限りで生産を終えてD形およびボール形普及タイプのみの生産に切り替え、「ランプ交換時は低電力かつ長寿命のLED電球へ置き換える」ようカタログで促し始めている(カタログ及びパナソニックHPには従来型「パルックボールプレミア/プレミアクイックシリーズ」から置換可能なパナソニックLED電球推奨品番を記載。パルックボール現行モデルは従来製品より寸法が大きく断熱材施工器具に非対応のため・ダウンライト器具への取り付け不可となっており、「[[EVERLEDS|LED電球プレミアT形]]」使用を推奨。100形電球相当は密閉型器具への取り付けも不可)。電球・[[蛍光灯]]を用いる従来型照明器具生産は一般住宅用・商業用いずれも2018年度までに国内全メーカーが終了した。また[[日立グローバルライフソリューションズ]]は2019年12月限りで・[[三菱電機照明]]は2020年3月限りで「(白熱電球・蛍光灯・電球形蛍光灯を用いる)従来型照明器具のみならず、蛍光ランプ・電球形蛍光灯・[[点灯管]]についても生産・販売を共に終了」し、照明器具・ランプ生産はLEDへ完全移行した。
 
[[2022年]]10月現在も電球形蛍光ランプを製造している国内メーカーは[[パナソニック]](パナソニック ライティングデバイス)・[[オーム電機]]・[[朝日電器]](「ELPA」ブランド)の3社のみとなっている(パナソニックはD形とボール形の、オーム電機はA形とD形の、朝日電器はA形とボール形のそれぞれ普及モデル電球色と昼光色のみを生産。断熱材施工器具に対応した電球形蛍光ランプD形は国内メーカー全社が生産を終了したため、電球形蛍光灯ダウンライト器具には現在「T型LED電球」のみ取り付け可)。