削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
m編集の要約なし
11行目:
前下内側は[[蝸牛]]と、後上外側は[[三半規管]]と接する内耳の中央部にある器官である。三半規管同様、内部は[[リンパ液]]で満たされており、三半規管や蝸牛に通じている。内壁には卵形嚢と球形嚢という2つの耳石器(後述)が、[[中耳]]側には前庭窓と蝸牛窓がある。
 
耳石器の数は、[[哺乳類]]は卵形嚢と球形嚢の2つだけだが、[[魚類]]、[[両生類]]、[[爬虫類]]、[[鳥類]]は更に3つ目の耳石器として壷嚢を持っている。これらの耳石器の内部には平衡砂(耳石)と呼ばれる[[炭酸カルシウム]]でできた物体平衡砂(耳石)があり、感覚細胞に繋がっている。これが重力や直線加速度によって傾くことで[[内耳神経|前庭神経]]から[[脳]]に刺激が送られる。