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'''河音 能平'''（かわね よしやす、 [[1933年]][[3月25日]] - [[2003年]][[11月22日]]
== 来歴==
[[兵庫県]][[神戸市]]生まれ。[[甲南中学校・高等学校|甲南高等学校]]卒業。1957年[[京都大学大学院文学研究科・文学部|京都大学文学部]]卒業<ref>卒業論文は「十二・三世紀における在地領主制と荘園領主制」（{{Cite Journal|和書 |naid=120006818091 |title=学界消息 昭和32年京都大学卒業論文題目 |page=87 |journal=史林 |publisher=史学研究会 |volume=40 |issue=2 |year=1957 |ref=harv}}）
▲{{Cite Journal|和書|naid=120006818091|title=学界消息 昭和32年京都大学卒業論文題目|page=87|journal=史林|publisher=史学研究会|volume=40|issue=2|year=1957|ref=harv}}）。</ref>を経て京都大学大学院文学研究科修士課程修了<ref>修士課程卒業論文は「八・九世紀における「富豪の輩」について」（{{Cite Journal|和書|naid=120006818195|title=学界消息 京都大学卒業論文題目|page=155|journal=史林|publisher=史学研究会|volume=42|issue=3|year=1959|ref=harv}}）。</ref>、1962年同博士課程単位取得退学。[[神戸国際大学|八代学院大学]]助教授を経て、1971年大阪市立大学文学部助教授就任。後、大阪市立大学文学部教授。1996年名誉教授。専門は日本中世で、ドイツ学者との交流や宗教史（天神信仰）の研究が有名。母方の祖父が[[子爵]]の[[石井行昌]]。
学生時代の同級生[[大山喬平]]京都大学名誉教授、大学院進学後は[[脇田晴子]]も同期になる。京大3回生の時に[[戸田芳実]]（当時修士課程在籍）に[[石母田正]]の「中世的世界の形成」を薦められ、以降同期の大山喬平らと研究会を作って中世史の研究に没頭した。（石母田正著作集月報より）
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門下生として[[木村茂光]]東京学芸大学教授、[[酒井紀美]]茨城大学教授、[[矢田俊文 (歴史学者)|矢田俊文]]新潟大学教授、[[吉井敏幸]]天理大学教授、[[山陰加春夫]]高野山大学教授らがいる。
== 著書 ==
*『中世封建制成立史論』[[東京大学出版会]]
*『中世封建社会の首都と農村』東京大学出版会 1984
*『世界史のなかの日本中世文書』[[文理閣]] 1996
*『大阪の中世前期』清文堂出版
*『天神信仰の成立 日本における古代から中世への移行』[[塙書房]]
*『'''河音能平著作集'''』（全5巻）文理閣
=== 共編 ===
*『中世文書論の視座』編
*『[[延暦寺]]と中世社会』[[福田栄次郎]]共編
== 参考文献 ==
*{{Cite|和書 |editor=『河音能平著作集』編集委員会 |chapter=河音能平年譜 |title=中世文書論と史料論（河音能平著作集5） |publisher=文理閣 |year=2011 |pages=304-305 |ref=harv}}
== 脚注 ==
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