「リチャード・ブローティガン」の版間の差分

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『ビッグ・サーの南軍将軍』でデビュー。以後『アメリカの鱒釣り』、『西瓜糖の日』、『芝生の復讐』などを発表、[[1976年]]には来日している。『アメリカの鱒釣り』によって一躍ビートジェネレーションの作家の代表格として祭り上げられるが、本国では次第に忘れられ、むしろ日本やフランスにおいて評価が高い。
かなり飛躍した比喩を用い、深い心理描写を故意に欠いた文体で独特の幻想世界を築く。[[アメリカン・ドリーム]]から遠く隔たった、どちらかと言えば落伍者的、社会的弱者風の人々の孤立した生活を掬う。
日本では[[翻訳家]]の[[藤本和子]]がその著書のほとんどを翻訳し、時として原文以上と評されたその清新な訳文は、日本における翻訳文学の系譜の上では画期的だった重要なもだとかである
 
[[村上春樹]]、[[小川洋子]]、[[高橋源一郎]]といった数多くの作家に影響を与えた。
[[1984年]][[10月25日]]、[[カリフォルニア州]][[ボリナス]]の自宅で[[ピストル]][[自殺]]しているのが発見された。正確な死亡日時は不明であるが、[[9月14日]]ではないかと推測されている。
 
複数の作品に断片的に自伝的要素が織り込まれていると言われるが、極貧の中で満足な教育も受けずに育った少年時代は、詳細が不明である。評伝としては藤本和子著『リチャード・ブローティガン』(新潮社、2000年)がある。
==主な著作==
 
 
(以下、刊行年等の情報はブローティガンのアーカイブを参照した)
==小説==
*『ビッグ・サーの南軍将軍』 ''A Confederate General From Big Sur'' ([[1964年]])
*『アメリカの鱒釣り』(藤本和子訳) ''Trout Fishing in America'' ([[1967年]])
*『西瓜糖の日(藤本和子訳) ''In Watermelon Sugar'' ([[1968年]])
*『愛のゆくえ』(青木日出夫訳) ''The Abortion: An Historical Romance 1966'' ([[1971年]])
*『東京-モンタナ急行芝生の復讐(藤本和子訳) ''TheRevenge of Tokyo-Montanathe ExpressLawn'' ([[19801971年]])
*『ホークライン家の怪物』(藤本和子訳) ''The Hawkline Monster: A Gothic Western'', ([[1974年]])
*『鳥の神殿』(藤本和子訳) ''Willard and His Bowling Trophies: A Perverse Mystery'', ([[1975年]])
*『ソンブレロ落下す ある日本小説』(藤本和子訳) ''Sombrero Fallout: A Japanese Novel'', ([[1976年]])
*『バビロンを夢見て』(藤本和子訳)''Dreaming of Babylon: A Private Eye Novel 1942'', ([[1977年]])
*『東京モンタナ急行』(藤本和子訳) ''The Tokyo-Montana Express'' ([[1979年]])
*『ハンバーガー殺人事件』(松本淳訳)''So the Wind Won't Blow It All Away'', ([[1982年]])
*『不運な女』(藤本和子訳)''An Unfortunate Woman: A Journey'', ([[2000年]), 但しフランス語訳がこれに先立って刊行された(''Cahier d'un Retour de Troie'', Marc Chénetier訳, [[1994年]])
 
==詩集==
*''The Return of the Rivers'', ([[1957年]]), ''The Pill versus the Springhill Mine Disaster'' に再収録
*''The Galilee Hitch-Hiker'', ([[1958年]]), ''The Pill versus the Springhill Mine Disaster'' に再収録
*''Lay the Marble Tea'', ([[1959年]]), ''The Pill versus the Springhill Mine Disaster'' に再収録
*''The Octopus Frontier'', ([[1960年]]), ''The Pill versus the Springhill Mine Disaster'' に再収録
*''All Watched Over by Machines of Loving Grace'', ([[1967年]]), ''The Pill versus the Springhill Mine Disaster'' に再収録
*''Please Plant This Book'', ([[1968年]])
*『チャイナタウンからの葉書』(池澤夏樹訳)、『ピル対スプリングヒル鉱山事故』(水橋晋訳)''The Pill versus the Springhill Mine Disaster'', ([[1968年]])
*『ロンメル進軍』(髙橋源一郎訳)''Rommel Drives on Deep in Egypt'', ([[1970年]])
*『突然訪れた天使の日』(中上哲夫訳)''Loading Mercury with a Pitchfork'', ([[1976年]])
*『東京日記』(福間健二訳)''June 30th, June 30th'', ([[1978年]])
 
 
 
 
 
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