「ウイングスーツ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎死亡事故の多さ: 脚注。→https
m 一部追加。
8行目:
[[ファイル:Yves Rossi mg 4621.jpg|サムネイル|200x200px|[[ジェットエンジン]]付きのウイングパック]]
[[ファイル:Gryphon_wingsuit_front_view_croped.jpg|サムネイル|150x150px|高高度装備を身に付けたウィングパック]]
ウイングスーツは1990年代中頃に、[[フランス]]人スカイダイバーの[[{{仮リンク|パトリック・ド・ガヤルドン]]|fr|Patrick de Gayardon}}によって考案された。1999年には[[フィンランド]]のBIRDMAN社から世界初の市販ウイングスーツが発売された<ref>[http://bird-man.jp/history.html BIRDMAN Japan ヒストリー]</ref>。
 
[[スカイダイビング]]のように飛行機や[[ヘリコプター]]により上空からや、高い崖からの “[[ベースジャンピング|BASEジャンピング]]” により飛び降り、ウイングスーツによって[[空気抵抗]]を増やして落下速度を抑えるだけでなく、[[揚力]]も発生して[[ムササビ]]のようにある程度[[滑空]]することが出来るようになっている<ref>[http://www.wingsuits.jp/about.html ウイングスーツ・フライング(ウイングスーツとは)]</ref>。最高時速は200km以上に達し、スーツ単体で高度維持したままの急減速が難しいため着陸の際は、事前にパラシュートを開いて減速し着地する。
18行目:
 
== 死亡事故の多さ ==
ウイングスーツによるBASEジャンプからの死亡事故は非常に多く、毎年20人あまりが命を落としており<ref>{{cite news |title=極限スポーツ「ウイングスーツフライング」で2人死亡、スイス |newspaper=[[フランス通信社|AFPBB News]] |date=2014-3-31|url=https://www.afpbb.com/articles/-/3011277 |accessdate=2014-3-31|author= }}</ref>、 特に2016年は確認できているだけでも31人もの死亡事故が起きている<ref>{{Cite web|title=世界一危険 ウイングスーツ・ベースジャンプの現在(ナショナル ジオグラフィック日本版)|url=https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190916-00010000-nknatiogeo-cul|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2019-09-18|language=ja}}{{リンク切れ|date=2021年12月}}</ref>
 
ウィングスーツの開発者であるガヤルドン自身も、[[2018年]]にハワイでの性能試験中に、リードの設定ミスが元で命を落としている。
== 記録 ==
2009年11月12日、米国カリフォルニア州エルシノア市で、世界16ヶ国から集まったフライヤー68名によりウイングスーツ世界最多人数のフォーメーション飛行が行われ、米国公式記録として登録される。日本からは[[伊藤慎一 (ウイングスーツパイロット)|伊藤慎一]]が唯一参加<ref>[http://www.uspa.org/USPAMembers/RecordsAwards/ExistingRecords/National/tabid/144/Default.aspx USPA Records: largest wingsuit formation jump]- USPA(米国パラシュート協会)</ref>。