「機能主義 (建築)」の版間の差分

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デザインにおける'''機能主義'''(きのうしゅぎ)は、建築や[[工芸]]、[[製品]]の設計は、[[デザイン]]と[[実用|実用的機能性(実用性、利便性)]]との統一を目指しながらも、使用目的を踏まえた要求される'''[[機能性]]を最優先'''に'''重視した設計'''するという原則や思想<ref name=":2" /><ref name=":0" /><ref name=":3">{{Cite web |title=ディーター・ラムスに学ぶ、優れたデザインを構成する10原則 デザイン会社 ビートラックス: ブログ |url=https://blog.btrax.com/jp/good-design-elements/ |website=ディーター・ラムスに学ぶ、優れたデザインを構成する10原則 デザイン会社 ビートラックス: ブログ |access-date=2023-01-25 |language=ja}}</ref>。[[近代建築]]を成立させた近代建築理論の一つ<ref name=":2">{{Cite web |title=機能主義(きのうしゅぎ)とは? 意味や使い方 |url=https://kotobank.jp/word/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E4%B8%BB%E7%BE%A9-51315 |website=コトバンク |access-date=2023-01-25 |language=ja |first= |last=}}</ref><ref name=":0">{{Cite web |title=機能主義建築(きのうしゅぎけんちく)とは? 意味や使い方 |url=https://kotobank.jp/word/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E5%BB%BA%E7%AF%89-51316 |website=コトバンク |access-date=2023-01-25 |language=ja |first=日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,世界大百科事典 |last=第2版,世界大百科事典内言及}}</ref><ref name=":1">{{Cite web |title=様相論 |url=http://touron.aij.or.jp/2017/04/3587 |website=建築討論WEB |date=2017-04-01 |access-date=2023-01-25 |language=ja}}</ref>。[[インダストリアルデザイナー]]の[[ディーター・ラムス]]は機能主義派と呼ばれており<ref name=":3" />、建築家の[[原広司]]などは機能主義に否定的である<ref name=":1" />。機能主義で設計された建築を'''機能主義建築'''と言う<ref name=":0" />。
 
==建築における機能主義の歴史==
== 概要 ==
建築における機能主義は、用、美、強という[[ウィトルウィウス]]の3条件にまで遡ることができる。機能主義的な考えは、[[ゴシック・リヴァイヴァル建築|ゴシック・リヴァイヴァル]]の建築家にとっても典型的なものである。特に[[オーガスタス・ウェルビー・ノースモア・ピュージン]]は、「建築物の外観は、利便性、構造、作法のために不要なものであるべきではない。」、「すべての装飾は建築物の本質的な構造を豊かにするものであるべきである。」と書いている<ref>A.W.N.Pugin, The true principles of pointed or Christian architecture : set forth in two lectures delivered at St. Marie's, Oscott.</ref>。
 
20世紀初期に、[[シカゴ]]の建築家[[ルイス・サリヴァン]]は、建築物の寸法、量感、空間文法及び他の特性は、ただ建築物の機能のみによって決定されるべきであるという信念を表した「[[機能主義 (建築)#概要|形態は機能に従う]]」というフレーズを有名にした。これは、機能の側面が満足されれば、建築的な美は自然にそして必然的についてくるということを意味していた。