「永谷宗円生家」の版間の差分

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無人の家屋である「生家」は数十年の歳月により、[[茅葺き]]屋根の損傷が激しくなり、早急に修復が必要となった。そこで、2006年、茶業関係者や地元区民らにより「永谷宗円翁顕彰会」が結成され、集められた寄付金により、2007年4月より本格的な屋根の全面葺き替え工事行われ、同5月に完成した。
 
改修前の生家内部はほいろ跡のある土間と畳敷きの座敷に分かれており、奥の[[床の間]]に宗円時代の茶の古木の幹の一部といわれているものが置かれていた。普段は[[雨戸]]が閉じられているが、内部には[[蛍光灯]]を備え、[[雨戸]]を開けるとガラスがはまっていた作りであったが、屋根の修理に続いて内外装の改修も行われた。その結果、座敷は板敷きとなり、中央に囲炉裏を備えて風情のある作りとなった。しかし、解説ビデオを上映するテレビ機材が置かれたり、敷地内に東屋とトイレが作られるなど「お茶のテーマパーク」的な施設となった。
 
現在、土曜日と日曜日には内部を見学することができる。