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メリダ
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'''ウシュマル(Uxmal)'''は、[[メキシコ]]、[[ユカタン州]]にある[[古典期]]後期から[[後古典期]]の[[マヤ文明]]の遺跡。
[[メリダ (ユカタン州)|メリダ]]の南方78kmの地点にあり、カンペチェへ向かうメキシコの高速自動車国道261号線で、メリダから110kmの地点にある。ウシュマルという地名は、オシュ=マハアルと発音されたと考えられ、[[マヤ語]]の研究者の間でその由来について論争があるが、[[クリストファー・コロンブス|コロンブス]]到着以前の古いマヤ語の名称と考えられ、「三度にわたって建てられた町」という意味である(cf.[[カラコル]]の旧名「オシュ=ウィツア」を見よ)。
 
多くの観光客の目的地となるためにウシュマルの建造物の整備や復元にたくさんの労力が注がれる一方で、細々とであるが真摯な考古学的な発掘調査や研究がなされてきた。この都市の占地が行われた時代はよくわかっていないが、人口は、現時点では概算で2万5千人ほどと推定されている。ただし、あくまでも非常に大づかみな推定であるため、より詳細なデータによって見直されることが望まれる。