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なお現在の自然科学の分類では、化学変化を扱う分野は[[化学]]、物理変化を扱う分野は[[物理]]または[[物理化学]]、核反応や素粒子反応を扱う分野も[[物理]]と分類されている。
====物理変化と化学変化の境界====
以下に物理変化とも化学変化とも見なしうる例を挙げる。このような変化について、無理に化学変化か物理変化かという二分法を当てはめようとすることは建設的とは言えない。
*[[塩]]の水溶液 イオン性化合物を水に溶解すれば[[イオン]]に分かれるが、これは化学変化でもある。だがその溶解挙動は、明確に物理変化と見なせる分子性化合物の溶解との区別はつけにくい。
*[[結晶水]]の吸脱着
*[[合金]] 合金では普通、任意の割合で混合しその性質が連続的変化しかしない場合は[[固溶体]]と呼び、単なる物理的混合物と見なされるが、特定比率での相が生じる場合は化合物が形成されたと見なされる。
*固体の[[相変化]] [[ダイヤモンド]]と[[黒鉛]]、合金系の相転移、[[マントル]]や[[岩石]]の相転移
*[[デオキシリボ核酸|DNA]]の二本鎖と一本鎖の転移
[[Category:物質|ふつりへんか]]
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