「生神女進堂祭」の版間の差分

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[[Image:Icon 03035 Vvedenie vo hram Presvyatoj Bogorodicy.jpg|thumb|生神女進堂祭のイコン。ウクライナ製。右から大祭司ザハリヤ、マリヤ(上、異時同図)、マリヤ、アンナ、イオアキム、燭を手にする二人の乙女。階段は神殿への段を現している。]]'''生神女進堂祭'''(しょうしんじょしんどうさい)は[[11月21日]](ユリウス暦を用いる教会ではグレゴリオ暦[[12月4日]]にあたる<ref>したがって日本では12月4日に祝われる。</ref>)に祝われる[[東方正教会]]の祭日で、十二大祭のひとつ。[[イエス・キリスト]]の母[[マリヤ]]が3歳ごろ、エルサレム神殿に入ったことを記憶する。
 
聖伝によれば、マリヤが3歳のとき、両親イオアキムとアンナは、彼女が生まれる前の誓いに従い、エルサレム神殿にマリヤを献じた。[[大祭司]]ザハリヤ([[洗礼者ヨハネ|先駆受洗イオアン]]の父)は彼女を受けて、本来は女性が立ち入ることを許されない聖所へと彼女を導き、彼女はその後成人まで聖所に養われた。この祭では、この故事を記憶しマリヤを賛栄する。聖人伝には、この祭の教訓として、親たちに子どもを教会に伴い神の教えを聞くことの大切さを銘記させるものだとするものがある。