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<div class="floatright">[[Image:izawanomiya_2.jpg|thumb|300px|none|三重県内宮別宮伊雑宮の御田植祭]] </div>
'''御田'''(おた、みた、おみた、おんた、おんだ、おでん)は[[神社]]等の[[神事]]に使われが所有する[[水田]]であり、その水田で行われる[[行事]]のことも指す。「御神田」「[[神田]]」(かんだ)とも呼ばれるが、一般に「'''神田'''」と呼ぶ場合は水田そのもののことを指し行事のことは指さない。また[[田楽]]と同義にも使われ'''おでん'''と読んだ場合は一般に[[料理]]の[[おでん]]のことを指す。
'''御田'''が存在する神社などは、主に[[稲明治]]、初頭の[[農業上知令]]で神社の[[領地(神]]様を祀っているところ領)が多い廃止されたため、一時的に日本全国の神社の御田が消滅した。その後周辺の住民の寄贈などにより御田が再興された神社があり、[[伊勢神宮]]などでは、2ヶ所の'''に御田'''があり、大々的に神事が行われを残している。また、[[皇居]]内にも'''の御田'''が有り、では[[天皇]]自らが田植えと稲刈りを行っているう。
==行事==
田植え時に[[祭り]]を伴うことがあり、20世紀以降に伝承された祭りのうち、[[田原の御田]]、[[磯部の御神田]]、[[吉良川の御田祭]]は、[[重要無形民俗文化財]]に指定されている。 ▼
行事としての'''御田'''、'''御神田'''は田植えの時期が現在よりも1月程度遅く行われる。これは、昔の歳時記に乗っ取って行われる為、早場米の多くなった現在の田植え、稲刈りの時期とは異なる事が多い。
早場米に比べ、時期が遅いため稲穂に実が入りやすく、同じ種の米でも美味しい米が多いとも言われている。
田植え時には、大きな[[祭り]]になる事がある。
▲[[田原の御田]]、[[磯部の御神田]]、[[吉良川の御田祭]]は、[[重要無形民俗文化財]]に指定されている。
また、地方によっては[[赤米]](あかまい)と呼ばれている種類の米を作る場合もある。これは赤飯の原点ではとも言われている。
== 関連項目 ==
*[[稲作]]
*[[田植]]
*[[伊勢神宮を構成する神社と施設]]
**[[伊勢神宮を構成する神社と施設]]
**[[伊雑宮]] - 伊勢神宮の'''御田'''のある宮(日本三大御田植え祭りが行われる)
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