「上顎第一小臼歯」の版間の差分

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'''上顎第一小臼歯'''('''じょうがくだいいちしょうきゅうし'''、maxillary first premolar)は[[上顎]][[歯列]]で[[上顎犬歯|犬歯]]の遠心側に隣接する[[歯]]の事。正中から四番目にあることから'''上顎4番'''とも言う。近心側隣接歯は[[上顎犬歯]]、遠心側隣接歯は[[上顎第二小臼歯]]、対合歯は[[下顎第一小臼歯]]と[[下顎第二小臼歯]]である。歯冠が完成するのは五~六歳時、萌出は十~十一歳、歯根完成は十二~十三歳の時である。
 
 
== 抜歯 ==
第一小臼歯は[[矯正]]治療の為に便宣[[抜歯]]というかたちで抜歯される事が多い。これはこの歯が[[大臼歯]]よりも小さく租借に影響が少なく、また歯列の中央に位置しているため他の歯を動かしやすいという理由である。
しかし近年一部の専門家の間で、第一小臼歯は[[顎関節]]や、また睡眠時の歯軋りから顎を守ったり、下顎の固定をしている非常に重要な歯だという意見が上がっている。抜いた場合には将来的に[[顎関節症]]を併発したり、未知数の悪影響が起こるという説である。
その為最近では第一小臼歯の抜歯を行わない非抜歯矯正が俄かに注目されている。
 
==関連項目==