「発明家」の版間の差分

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日本の発明家の先人の例、平賀源内と堀田瑞松。
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特に抜きん出た質・量の発明物を作り出す者を'''発明王'''(はつめいおう)と呼ぶ。有名な発明王として[[アメリカ合衆国]]の[[トーマス・エジソン]]などが挙げられる。エジソンは、技術的に全く新しいものを作り出したことではなく、いままで発明された技術を組み合わせて、真に人々に役立つものに昇華させた貢献が大きい。これは技術的には再発明と評されることもあるが、世間一般の目にふれる意味ではそれまで世になかったものであり、『発明王』とは、大衆の観点からの数々の発明への評価である。これは、貴族階級社会であった欧州に対して、平等意識の進展していた米国での大衆の側からの賞賛でもある。(本物の王様のいない米国では『xxx王』の表現が多用される背景もある。) エジソンは、自身の発明を20世紀初頭の米国における新たな産業へと結びつけたこと、その結果として多くの人々に影響を与え大きな貢献をしていること、でも評価されている。この意味では、新たな産業に貢献した人物であり、「発明は産業の進化に貢献するもの」であり、産業への貢献度合いが、結果的に特許収入に結びつくことから、発明家という言葉が「単なる発明家」を超えた意味をもつようになった。
 
日本では、[[平賀源内]](1728年-1780年)が、日本人の歴史の中で発明家としては数少ない天才、または異才の人と呼ばれる。その当時は特許という概念は日本にはなかった。のち、明治政府の元で特許、1871年(明治4年)に初の特許法として「専売略規則」が公布(制定)されたが、その施行(実施)は中止された。新たに1885年(明治18年)4月18日に「[[専売特許条例]]」が公布され、同年7月1日に彫刻・漆工芸の芸術家[[堀田瑞松]]が「堀田錆止塗料及其塗法(さび止め塗料とその塗り方)」で特許第1号を取得している。
 
== 発明者 ==