「鈴村興太郎」の版間の差分

'''鈴村 興太郎'''（'''すずむら こうたろう'''、[[1944年]][[1月7日]] - ）は[[愛知県]]生まれの[[経済学者]]。[[一橋大学]]経済研究所教授。[[荒憲治郎]]、[[塩野谷祐一]]の弟子。専門は[[社会選択理論]]・[[厚生経済学]]。この分野における日本の代表的存在にして世界的経済学者。[[ジョン・ヒックス]],[[ティボール・シトフスキー]]、[[ケネス・アロー]]、[[ポール・サミュエルソン]]、[[ニコラス・カルドア]]、[[アマルティア・セン]]らと共に厚生経済学・社会選択理論において最先端を駆け抜けた。彼の著作はどれも非常に高度だが腐ることのない名著として知られている。同じく傑出した経済学者である[[二階堂副包]]とは親友であり[[ケネス・アロー]]や[[アマルティア・セン]]とも親交が深くセンの還暦記念論文集を編集した。2000年からは国際な社会選択理論と厚生経済学の学会である[[the Society for Social Choice and Welfare]]の会長を勤める、これは日本人初であり会長にはアローやセンなどの傑出した経済学者のみ選ばれる。