「カリー化」の版間の差分

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カリー化をする現実の動機は、関数に引数を一部だけ渡して新たな関数を作るのが便利な場合がとてもよくあるからである。たとえば、二つの引数を取る<code>+</code>関数の最初の引数を<code>1</code>にしてカリー化を行えば、インクリメント用の関数が簡単に作れる。
 
カリー化を基盤としている[[プログラミング言語]]もある。特に[[ML (プログラミング言語)|ML]]と[[Haskell]]では関数は常に一つの引数のみを取り、複数の引数を取る関数とは、単にネストされた複数の一引数関数の[[糖衣構文]]にすぎない。関数を[[first-class object]]として扱える言語、たとえば[[LISP]]、[[Scheme]]、[[Eiffel]]、[[Perl]]、[[Ruby]]、[[Python]]、[[R言語]]、[[S言語]]、[[JavaScript]]などでは、カリー化関数を作ることができる。
 
==関連項目==