「地図帳」の版間の差分

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ここまで時代の地図帳は大型で豪華な装丁であったが、18世紀にはやがて実用的な小型のものも現れるようになり、さらには世界全体ではなく特定の地域を描いた地域地図帳、特定の主題を描いた([[河川]]や[[山]]など)主題地図帳なども見られるようになった。19世紀にはさらに多様化し、資料データに基づき特定の国の[[経済]]・[[自然]]・[[文化]]・[[行政]]などを描いた包括的な国勢地図帳([[ナショナルアトラス]])も出るようになった。大型の地図帳にも詳細な地名表記や巻末に索引を伴うものも見られるなど精度の高いものが見られるようになっていった。また19世紀には近代教育の発達に伴い、学校教育で使われることを想定した学校地図帳も現れるようになった。
 
[[Image:Atlas - book.jpg|thumb|left|現代社会に見られる地図帳]]
20世紀には、種類や内容がさらに豊富になり、多くの図葉と膨大な地名表記を収録した大型地図帳、主題図や統計データも掲載し、包括的に表現され、学校教育での活用も想定した中型地図帳、利便性を重視したハンディな小型な地図帳と役割とニーズによって細分化された。1950年代以降は、地図の[[印刷]]技術が向上し、多色印刷や[[写真製版]]など地図表現も多様に出来るようになった。