「サイレントウィットネス」の版間の差分

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2005年より、香港の[[チャンピオンズマイル]](冠軍一哩賽)と日本の安田記念をシリーズ化して行われるアジアマイルチャレンジが整備され、サイレントウィットネス陣営もブリーダーズカップマイル(と当時の最強馬[[ゴーストザッパー]](Ghostzapper)とのマッチレース)を目標と明言し、スプリント路線からマイル路線へと活躍の場を求めていくことになる。そして[[4月24日]]、17戦目に選んだのが初めての距離となる1400mのクイーンズシルヴァージュビリーC(女皇銀禧紀念盃)であったが、このレースでもサイレントウイットネスは他馬を寄せ付けずに勝利を収め、ついに17連勝を達成した。デビューからの17連勝は[[競馬の競走格付け|グレード制]]導入後の世界記録である。また、この日の沙田競馬場では、先に配布された引換券と交換で先着順にサイレントウィットネスの記念野球帽を配布するという催しがあったのだが、2000人以上のファンが殺到し将棋倒しとなる事故が起きた。幸いにして死者は出なかったが、この事故を初めとしてサイレントウィットネスが新聞の一般面のトップを飾ることは非常に多くなり、ひとつの社会現象となっていた。しかし、短期間での連戦の影響からか、この頃からサイレントウィットネスは強く入れ込むようになり、レースで折り合いに苦労する面が見られるようになる。
 
[[5月14日]]には初のマイル戦となるの[[チャンピオンズマイル]]に出走する。アジアマイルチャレンジの第1戦のホスト国の総大将として、日本の[[コスモバルク]]やイギリスの[[アトラクション_(競走馬)|アトラクション]]らを迎え撃つこととなった。しかしながら、この日もサイレントウィットネスはパレードリング(パドック)でもうるさいところを見せ、レースでもスプリント戦とのペースの違いに折り合いを欠いたためジョッキーのF・クーツィー(F Coetzee/高雅志)が抑え切れない形で先行する形となった。ゴール前まで先頭だったが、ゴール寸前のところで直線インコースをすり抜けてきた同厩舎の[[ブリッシュラック]](Bullish Luck/牛精福星)に差され、連勝は17でストップした。
 
アジアマイルチャレンジの第2戦の[[安田記念]]については一旦は連戦の疲れとレース間隔の短さ、そして距離不適を理由に回避を表明したが、その後撤回し、初の海外遠征となる安田記念に出走することとなった。前走比較で20kg以上の体重減に加えて折り合いに欠けた状態であったが、先行馬総崩れの中で3着に健闘した。シーズン後期はややトーンダウンしたが、それでも世界記録達成などの活躍が認められ、2004/2005シーズンも年度代表馬・最優秀スプリンター・大衆ベストを受賞。陣営は以後はスプリント路線に専念することを明言した。
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*[http://www.silentwitness.com.hk/ サイレントウィットネス号公式サイト(中国語(繁体字)・英語)]
 
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