いもと ようこ(本名:井本 蓉子1944年10月20日 - )は、日本絵本作家挿絵画家兵庫県三木市志染町出身。

いもとようこ
生誕 井本 蓉子
1944年10月20日
日本の旗 日本兵庫県三木市志染町
住居 日本の旗 日本東京都
国籍 日本の旗 日本
出身校 金沢美術工芸大学
職業 絵本作家
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人物 編集

三木市立志染小学校三木市立志染中学校卒業。1967年、金沢美術工芸大学油絵科卒業。小学校教員を経て絵本の世界に入る[1]。その後、「風の子絵画教室」を開塾。東京で貼り絵の個展を開く。

ちぎった和紙の貼り絵に着色する技法によって、やわらかで暖かな表情の人物や動物、植物などを描く。創作童話の作家として活躍するほか、日本の昔話や世界の名作などの絵本の挿絵なども手がける。出版された絵本は400冊以上。

1985年度『ねこの絵本』(講談社)、1986年度『そばのはなさいたひ』(佼成出版社)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。引き続き、翌年から『いもとようこ うたの絵本』(講談社)で同グラフィック賞を3年連続受賞。1991年、第17回サンリオ美術賞受賞。1992年、第2回けんぶち絵本の里大賞受賞。国際的にも高く評価されている。

主な作品 編集

絵本 編集

その他 編集

脚注 編集

  1. ^ 松下佳紀・作 井本容子・絵『ひとりぼっちのこねこ』(すずき出版金の星社1976年)末頁、作者紹介欄より。

外部リンク 編集