さくら3号b (CS-3b) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止通信衛星である。

さくら3号b
所属 NASDA
主製造業者 三菱電機
公式ページ NASDA
国際標識番号 1988-086A
カタログ番号 19508
目的 通信衛星
打上げ機 H-Iロケット4号機
打上げ日時 1988年9月16日
運用終了日 1996年5月31日
物理的特長
本体寸法 φ2.12 m × 3.56 m
質量 650 kg
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道
静止経度 東経136度
通信機器
準ミリ波(30/20GHz)通信用中継器 10チャンネル
マイクロ波(6/4GHz)中継器 2チャンネル
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打ち上げ 編集

1988年(昭和63年)9月16日、H-Iロケット4号機により、種子島宇宙センターから打ち上げられた。

目的 編集

離島を含む国内の中継回線や臨時通信回線の確保、多様化する通信需要に対処すること及び通信衛星に関する技術の開発を目的とした。

特徴 編集

軌道 編集

近地点距離 200 km、遠地点距離 37200 km、軌道傾斜角約28度のトランスファ軌道に投入された後、1988年9月19日にアポジ噴射が行われ、静止軌道に投入された(最終的には1988年11月末に東経136度への移動を実施)。

関連項目 編集

外部リンク 編集