たちいりハルコ

日本の漫画家

たちいり ハルコ(本名:立入 晴子1949年5月7日- )は、日本女性漫画家東京都目黒区出身。O型牡牛座。既婚者、夫はイラストレーターの藤井康文立教大学出身[1]

たちいり ハルコ
本名 立入 晴子
生誕 (1949-05-07) 1949年5月7日(74歳)
日本の旗 日本 東京都目黒区
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 1976年 -
ジャンル 少女漫画児童漫画
代表作ピコラ♥ピコラ
パンク・ポンク
おじゃマクラ
ミルキー・ベア
受賞 第8回日本漫画家協会賞優秀賞
第29回小学館漫画賞
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代表作は『ピコラ♥ピコラ』『パンク・ポンク』『おじゃマクラ』など。いずれもギャグ漫画。 親しみやすく可愛らしいタッチと、単純明快な笑いのセンスを得意とする。児童向け雑誌を中心に活躍し、長く人気を博した。

来歴 編集

  • 1972年 - 永田竹丸に師事しアシスタントとして働く一方、学習雑誌のイラストを描く。
  • 1976年 - 週刊少女コミック(小学館発行)掲載の『ピコラ♥ピコラ』でデビュー。
    • 同年、『ピコラ♥ピコラ』を同誌で連載開始する。
    • 更に同年、『ピコラ♥ピコラ』を見た小学館学年誌編集者から声をかけられ、『パンク・ポンク』を連載開始する。(『パンク・ポンク』の「・」は中黒であり、ハート記号ではない。コミックスカバー等でハート記号になっているのは、中黒をデザイン化したものである)
    • 同じ年から連載が始まった二つの作品だが、掲載誌の傾向から読者層が異なり、『ピコラ♥ピコラ』は中高生向け、『パンク・ポンク』は小学生向けの作風になっている。
  • 1988年 - 新創刊された少女向け雑誌『ぴょんぴょん』(小学館発行)で『おじゃマクラ』の連載が始まる。
  • 1992年 - 『ぴょんぴょん』が廃刊した後には『ちゃお』、『プチコミック』(共に小学館発行)に活躍の場を移したが、これ以降の漫画作品は小学館では単行本にまとまっていない。
  • 1997年頃 - NHKおかあさんといっしょの短編アニメコーナーで、スプーンひめのスイングキッチンシリーズのキャラクター設定や、関連絵本の製作に参加した。
  • 2006年頃 - 国立劇場のキャラクターとして「黒衣」、鏡獅子の「小姓弥生」「獅子の精」、「二人禿」を描き、このイラストを使った絵葉書、便箋、ポチ袋が同劇場で販売されている。2010年からはストラップ、キーホルダーも販売[2]。また、歌舞伎鑑賞教室パンフレットのイラストも担当している。

人物 編集

  • 愛犬家。

書籍リスト 編集

漫画 編集

絵本 編集

受賞歴 編集

脚注 編集