やくざ者』(やくざもの、The Ne'er-Do-Well)は、1923年に制作されたアメリカ合衆国の映画で、アルフレッド・E・グリーン英語版が監督したサイレントコメディ映画トーマス・ミーアン英語版ライラ・リー英語版ガートルード・アスター英語版、ジョン・ミルターン (John Miltern)、ガス・ウェインバーグ (Gus Weinberg)、シドニー・スミス (Sidney Smith) らが出演した。レックス・ビーチ英語版ルイズ・スティーヴンス英語版による脚本は、レックス・ビーチが1911年に書いた同名の小説に基づいている。この作品は、1923年4月29日パラマウント映画から公開された[1][2]。現在では、失われた映画と考えられている[3]。なお、同じストーリーに基づく前作『The Ne'er-Do-Well』は、1916年に公開されている。

やくざ者
The Ne'er-Do-Well
ポスター
監督 アルフレッド・E・グリーン
原作 レックス・ビーチ
The Ne'er-Do-Well
製作 ウィリアム・ニコラス・シーリッグ英語版
アドルフ・ズーカー
出演者 トーマス・ミーアン
ライラ・リー
ガートルード・アスター
ジョン・ミルターン
ガス・ウェインバーグ
シドニー・スミス
撮影 アーネスト・ホーラー英語版
William Miller
製作会社 フェイマス・プレイヤーズ=ラスキー英語版
配給 パラマウント映画
公開
  • 1923年4月29日 (1923-04-29)
上映時間 80分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 サイレント映画/英語字幕
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(左から)ジョン・ミルターン、トーマス・ミーアンガートルード・アスター

あらすじ 編集

カーク・アントニーは、彼の浪費に辟易した父に騙されてパナマへ送られ、そこでエディス・コートラント夫人の関心を引き、パナマの将軍の娘であるチキタと恋に落ちる。彼はエディスの夫スティーヴン・コートランドを通して鉄道の仕事を得、黒人兵士アレン・アランに出会って、立身を決意する。スティーヴン・コートランドが急死し、カークに疑いがかかるが、エディスは自殺を示唆する書き付けを公表し、カークの嫌疑をはらす。鉄道の仕事で成功したカークは、チキタを連れて合衆国に戻り、遂に父に認められる。

キャスト 編集

脚注 編集

  1. ^ The Ne'er-Do-Well”. afi.com. 2015年2月1日閲覧。
  2. ^ The-Ne-er-Do-Well - Trailer - Cast - Showtimes - NYTimes.com”. nytimes.com. 2015年2月1日閲覧。
  3. ^ Ne'er-Do-Well”. memory.loc.gov (1923年1月1日). 2016年5月27日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集