アイオワ・スピードウェイ

アイオワ・スピードウェイ (英語: Iowa Speedway) は、アメリカ合衆国オーバルトラックアイオワ州ニュートンに所在し、デモイン東方 30マイル (48 km) に位置する。

アイオワ・スピードウェイ
所在地アイオワ州ニュートン
標準時GMT-6
座標北緯41度40分40秒 西経93度0分52秒 / 北緯41.67778度 西経93.01444度 / 41.67778; -93.01444座標: 北緯41度40分40秒 西経93度0分52秒 / 北緯41.67778度 西経93.01444度 / 41.67778; -93.01444
収容人数30,000 [1]
所有者U.S. Motorsport Entertainment Corp.
運営者Iowa Speedway
着工2005年6月21日
オープン2006年9月15日
建設費7,000万ドル
設計者パクストン・ウォーターズ・アーキテクチャー
ラスティ・ウォレス
旧名クアッド・シティズ・インターナショナル・レースウェイ・パーク (planning stages name)
主なイベントインディカー・シリーズ
アイオワ・コーン・インディ250
インディ・ライツ
サカップ100
ARCA レーシング・シリーズ
プレーリー・メドウズ250 (2007)
Grand-Am ロレックス・スポーツカー・シリーズ
アイオワ400 (2007)
Dシェイプ・オーバル
路面アスファルト
コース長0.875 mi (1.4 km)
コーナー数4
バンク数Turns: 12°-14°
Frontstrech: 10°
Backstrech: 4°
レコードタイム17.3324/185.687mph (エリオ・カストロネベス, チーム・ペンスキー, 2013, インディカー・シリーズ)
ロードコース
路面アスファルト
コース長1.3 mi (2.09 km)
コーナー数9
バンク数Turns 1-2: 12-14°
Frontstretch: 10°
Backstretch: 4°
レコードタイム41.709 (ジョン・フォガティ, ガインスコ/ボブ・ストーリングス・レーシング, 2007, デイトナ・プロトタイプ)

トラックの特徴 編集

  • オーバルコース寸法
個数 長さ バンク角
フロントストレッチ 1 1075フィート(327.7m) 10°
バックストレッチ 1 869フィート(264.9m)
ターン 4 2676フィート(815.6m) 12-14°
全長:0.875マイル(1408.2m) 路面:アスファルト

全長7/8マイル (1.4 km/0.875Mile) のオーバルトラックで、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイによく似たDシェイプ型である。設計者は元NASCARドライバーのラスティ・ウォレス。レーシングドライバー経験者が設計した珍しいトラックである。コーナーは12°~14°のプログレッシブバンクになっていて、ウォレス曰く「ストックカーが3ワイドで走行することを想定した設計」である。25,000以上の座席があり、バックストレッチにはキャンピングカー用の観戦エリアが存在する。

インディカー・シリーズではダウンフォース指向のロードコース用に近いエアロパーツが使用される。周回平均速度は300km/h弱と決して速くはないが、マシンの調子が良ければほぼ全開で周回できる。インディカーの場合3ワイドにはならないものの、Dシェイプオーバルらしいサイド・バイ・サイドの長期戦が見られる。

 
フラッグスタンド

レース 編集

コースは2006年9月にオープンし、Soy Biodiesel 250 が開催されウッディ・ハワードが優勝した。

2007年よりインディカー・シリーズの"アイオワ・コーン・インディ250"が開催される。2008年のレースでは武藤英紀が日本人最高位タイの2位、2011年には佐藤琢磨が日本人ドライバー初のポール・ポジションを獲得した。

インディカー・シリーズでは、2012年以降予選をヒートレース方式で実施している。

開催レース 編集

脚注 編集

  1. ^ Iowa Speedway Adds Seating for June IndyCar Series Race”. 2007年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年6月1日閲覧。

外部リンク 編集