アイスバーグ Rosa Icebergはバラ園芸品種の一つであり、1983年世界バラ会議で殿堂入りした[1]白バラの名花である。

アイスバーグ (バラ)
アイスバーグの花
バラ属 Rosa
セイヨウバラ (Rosa hybrida L.)
交配 ロビンフッド( 'Robin Hood' HMskヴィルゴ('Virgo' HT)
品種群 フロリバンダ Floribunda
品種 シュネービッチェン Schneewittchen
商品名 アイスバーグ Rosa Iceberg
開発 コルデス(ドイツ) 1958年
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スタンダード仕立てのアイスバーグ

概要 編集

アイスバーグは木立性で半八重の8㎝程度の花を咲かせる。四季咲き性。花形は丸弁平咲きで、房状に花をつけるフロリバンダに分類される。花色は白だが気温が低くなると薄い桃色が差すこともある。多花性で咲く姿は名前の通り氷山の様になる。香りはほのかなティー香。黒点病に罹り易いが、樹勢が強いため葉を落としても芽吹きやすい。枝はしなやかで棘が少なく、葉は半光沢。また耐陰性に優れる。

枝変わりとして、つるアイスバーグ、バーガンディアイスバーグ、ピンクアイスバーグ、ブリリアントピンクアイスバーグ、ブラッシングアイスバーグがある。 ヘリテージ、グラハム・トーマスといったイングリッシュローズの交配親となった。

別名、「シュネーヴィッチェン(ドイツ語で白雪姫)」。

脚注 編集

  1. ^ [1]世界バラ会連合(2014年11月18日閲覧)

参考文献 編集

バラの系譜編集委員会 「オールドローズと現代バラの系譜」2009年 ISBN 978-4-416-40905-3 

外部リンク 編集