アクウギャレット』(Air gallet)は1996年に発売されたアーケードゲームである。縦スクロールのシューティングゲーム。販売はバンプレスト、制作はガゼル。

アクウギャレット
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
開発元 ガゼル
発売元 バンプレスト
ディレクター 上村建也
デザイナー 井上淳哉
美術 井上淳哉
人数 1~2人協力プレイ
発売日 [AC]:1996年
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概要 編集

8方向レバー、2ボタン(ショット、ボンバー)で1Pは「F-15XX ミッドナイト・イーグル」、2Pは「F/A-18G キラー・ホーネット」を操作する。全6ステージ。

アイテム 編集

特定の敵が持っている。

  • ショットアイテム

取るとショットを切り替える。

  • パワーアップアイテム

一定数個取るとパワーアップする。パワーアップが最高の状態で取得するとボーナス点が入る。ミスすると攻撃レベルが1に戻る。

  • ボムアイテム

持っているボムを1個ストックする。最高5個。5個の状態で取得するとボーナス点が入る。ミスするとボムのストックが3に戻る。

  • ボーナスポイント

取得するとボーナス点が入る。

評価 編集

背景のグラフィックはシューティングゲームとしては珍しく現実の日本と同じものを登場させ(東京タワー横浜ランドマークタワーなど)、移動するごとに視点が変わるなど、凝ったものでプレイヤーを唸らせた。

一方で、当時のシューティングゲームと比較しても敵の攻撃が厳しい上、ボスになるとそれに輪をかけたものになる、自機の当たり判定が大きい、一部のショットが使いづらいなど難易度はかなり高かった。中でも敵の攻撃はゲーム開始時点から激しく、初心者からは敬遠される一因となった。

これらの問題に関して、デザイナーとして参加していた井上淳哉は「会社の都合で開発の時間に余裕が無く、終盤になるまでバランス調整が出来なかったため」と証言し、「これがクソゲーの作り方」とまで断じている[1]

脚注・出典 編集

  1. ^ 『ぐわんげ/エスプレイド 公式設定資料集』より。

関連項目 編集

外部リンク 編集