アトーンAaton )は、フランスのグルノーブルを拠点とする映画カメラ機器製造企業である。 作動が静粛な可搬式カメラであるエクレールを開発した技術者であるジャン=ピエール・ブービアラフランス語版によって設立された。

概要 編集

初期のいくつかの試作機の後、アトーンLTR 16mmカメラは1970年代後半に市場に投入された。それらは16mmフィルム式カメラの市場で成功を収めた。2007年初頭にネガティブ・プルダウン撮影式の35-IIIの後継機である新型のペネロープと呼ばれる35mmカメラを試験している。

映画におけるタイムコードの先駆者でもある。アトーンコードは最も初期の16mmフィルムのタイムコードを映像製作会社用に映像と音声を同期できるようにタイムコード信号を導入した。

カメラのモデル 編集

16mm 編集

  • LTR(1970年代末に発売)
  • LTR 54
  • A-Minima
  • XTR
  • X0
  • XTR Plus
  • XTR Prod
  • Xterà

35mm 編集

  • 35 I
  • 35 II
  • 35 III
  • ペネロープ(2008年10月発売)6Kのデジタルムービーカメラ

外部リンク 編集