アハロン・アッペルフェルド

イスラエルの作家

アハロン・アッペルフェルド(Aharon Appelfeld, 1932年1月16日 - 2018年1月4日[1])は、ルーマニアブコヴィナ出身のイスラエルの現代作家・ホロコースト脱獄者。ヘブライ語で執筆する。ノーベル賞候補にも挙げられたことがある。

アハロン・アッペルフェルド

2014年 エルサレムにて
生年月日 (1932-01-16) 1932年1月16日
没年月日 (2017-01-04) 2017年1月4日(84歳没)
本名 Aharon Appelfeld
出生地 ルーマニア王国の旗 ルーマニア王国ブコヴィナ
国籍 イスラエルの旗 イスラエル
学歴 ヘブライ大学卒業
職業 作家
主な作品
「不死身のバートフス」
受賞歴
受賞歴参照

人物 編集

ルーマニアチェルノヴィッツに、ドイツ人同化したユダヤ人家庭に生まれ育つ。当初はユダヤ人意識はなかった。幼時からドイツ語イディッシュ語ルーマニア語ウクライナ語ロシア語などに接し育った。

1940年ナチス・ドイツホロコーストにより母が殺された後、アハロン・アッペルフェルドは父とともにゲットーに移住させられ、後には強制収容所に送られた。父の死後、アハロンは逃亡し、ウクライナで3年間潜伏生活を送り、ソビエト連邦の軍隊に加わった。

第二次世界大戦後はイタリア難民として移住し、のちイギリス委任統治領のパレスチナ1946年に移住した。イスラエルが独立する2年前のことである。

アッペルフェルドはヘブライ大学を卒業し、ネゲヴ・ベン=グリオン大学の教授を務めた。

2018年1月4日、心臓発作の為にペタク・チクヴァにて没した[1]。85歳没。

著作 編集

受賞歴 編集

出典 編集

参考 編集