アリフ・アルヴィ

パキスタン大統領

アリフ・アルヴィウルドゥー語シンド語: عارف الرحمان علوی, : Arif-ur-Rehman Alvi, 1949年8月29日 - )は、パキスタン政治家2018年9月9日から2024年3月9日まで同国大統領を務めた[2]

アリフ・アルヴィ
عارف الرحمان علوی
Arif-ur-Rehman Alvi


任期 2018年9月9日2024年3月9日

出生 (1949-08-29) 1949年8月29日(74歳)
パキスタンの旗 パキスタンシンド州 カラチ
政党 パキスタン正義運動
配偶者 サミナ・アルヴィ

経歴 編集

1949年8月29日シンド州カラチに生まれる。父親はジャワハルラール・ネルー歯科医を務めたことで知られ、パキスタン分離独立後にカラチに移住した[3]。アルヴィは、ラホールにある歯科大学 (De'Montmorency College of Dentistryで学士号(歯学)を取得し、1975年ミシガン大学歯科補綴学の修士号、1984年パシフィック大学歯科矯正学の修士号を取得した[4]

2006年の第28回アジア太平洋歯科学会において議長を務めた[5][6]

学生時代からアユーブ・ハーン政権に対する民主化運動に参加。1996年からイムラン・カーンらと共にパキスタン正義運動(PTI)の創設に関わった。2013年の総選挙では同党から国民議会の議員に当選し、2018年の選挙でも再選した。

2018年パキスタン大統領選挙英語版2018年9月4日)でパキスタン正義運動から大統領候補に指名され、選挙の結果352票を獲得し、第13代パキスタン大統領に選出された。

同年「人工知能とコンピューティングに関する大統領イニチアシブ」(PIAIC: Presidential Initiative for Artificial Intelligence & Computing)を立ち上げ、人工知能データサイエンスブロックチェーンIoT等の教育・研究やビジネスを支援するプログラムを発表した[7]。 PIAICでは、テクノロジー分野における女性進出(Women's Inclusion in Technology)を掲げ、女性の経済活動参加にも注力している[8]

2021年3月15日イムラン・カーン首相も接種した中国シノファーム製の新型コロナワクチンBBIBP-CorV)の初回接種を受けたものの、30日にウイルス検査で陽性となり自主隔離に入った[9][10]

参考資料 編集


公職
先代
マムヌーン・フセイン
  パキスタン・イスラム共和国大統領
第13代:2018 - 2024
次代
アースィフ・アリー・ザルダーリー