アルノー・トゥルナン(Arnaud Tournant。1978年4月5日- )はフランスルーベ出身の元自転車競技トラックレース)選手。

獲得メダル

アルノー・トゥルナン
2000 シドニー チームスプリント
2004 アテネ 1Kmタイムトライアル
2004 アテネ チームスプリント
2008 北京 チームスプリント
1997 パース チームスプリント
1998 ボルドー チームスプリント
1998 ボルドー 1Kmタイムトライアル
1999 ベルリン チームスプリント
1999 ベルリン 1Kmタイムトライアル
2000 マンチェスター チームスプリント
2000 マンチェスター 1Kmタイムトライアル
2001 アントウェルペン チームスプリント
2001 アントウェルペン 1Kmタイムトライアル
2001 アントウェルペン スプリント
2004 メルボルン チームスプリント
2006 ボルドー チームスプリント
2007 マヨルカ島 チームスプリント
2008 マンチェスター チームスプリント
2003 シュトゥットガルト チームスプリント
2004 メルボルン 1Kmタイムトライアル
2003 シュトゥットガルト 1Kmタイムトライアル
2006 ボルドー ケイリン

来歴 編集

チームスプリントでは長らくフランスチームの「不動のアンカー(第三走者)」を務め、夏季オリンピックではシドニー大会の同種目で金メダル。世界自転車選手権の同種目では実に9回の金メダルを獲得。

また、1kmタイムトライアルも世界トップクラスのレベル。世界選手権では1998~2001年まで4連覇を達成。加えて2001年はスプリントでも優勝し同大会の三冠王を達成。通算14回の世界一の座に就いた。

トゥルナンがスターダムにのしあがるまでの短距離界といえば、全身をフルに使う形の走法が主流とされたが、この走法だとトップスピードを維持できる時間は限られている。トゥルナンの走法は、一度スピードに乗せてしまえば比較的長い距離に亘ってトップスピードを維持することが可能というものであり、テオ・ボスクリス・ホイといった選手たちもこうした走法であることから、現在主流の走法のパイオニアともいうべき選手である。

2001年10月10日ボリビアラパスにて1kmタイムトライアルで58秒875の当時の世界最高記録を樹立した。

2008年開催の北京オリンピックを最後に現役引退。その後、コフィディスのコーチとなった。

外部リンク 編集