アンスティチュ・フランセ日本

フランス政府が管理・運営するフランス文化センター。アンスティチュ・フランセフランス語版(本部はパリ15区)の日本支部に相当する。代表者は歴代のフランス大使館文化参事官が兼任している。

関西日仏学館レイモン・メストラレの設計で1936年に竣工した近代建築である。館長は在京都フランス総領事が兼任する。

活動 編集

設立の目的として以下を掲げる。

沿革 編集

  • 2012年9月1日 - 東京日仏学院(Institut franco-japonais de Tokyo)、横浜日仏学院(Institut franco-japonais à Yokohama)、関西日仏学館(Institut franco-japonais du Kansai)、九州日仏学館(Institut franco-japonais du Kyushu)と在日フランス大使館文化部の統合により誕生。
  • 2013年1月1日 - 大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ(Alliance Française d'Osaka)が加入。
  • 2014年 - アーティスト・イン・レジデンスヴィラ九条山(Villa Kujoyama)が加入[1]
  • 2019年 - アンスティチュ・フランセ沖縄(Institut franco-japonais à Okinawa)が開館[2]

統合に伴う名称変更 編集

  • 東京日仏学院 → アンスティチュ・フランセ東京(Institut français du Japon – Tokyo)
  • 横浜日仏学院 → アンスティチュ・フランセ横浜(Institut français du Japon – Yokohama)
  • 関西日仏学館 → アンスティチュ・フランセ関西 - 京都(Institut français du Japon – Kansai / Kyoto)
  • 大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ → アンスティチュ・フランセ関西 - 大阪(Institut français du Japon – Kansai / Osaka)
  • 九州日仏学館 → アンスティチュ・フランセ九州(Institut français du Japon – Kyushu)

名称再変更 編集

2023年4月1日より、東京・横浜・関西・九州・沖縄の各「アンスティチュ・フランセ」の名称について、いずれも以前の名称である「日仏学館」に戻すこととなった。アンスティチュ・フランセ関西-京都の館長を務めるジュール・イルマン在京都フランス総領事は、名称の変更について「京都では日仏学館の名前の方になじみがあり、発音しにくいカタカナに変えたのは間違いだったと思う。『日仏』の2文字には、私たちの交流の歴史と未来にとって重要な意味がある」と意図を語っている[3][4]

所在地 編集

アンスティチュ・フランセ日本 本部(代表、フランス語・書籍・フランコフォニー部門、大学交流&リセ部門、グローバル討論部門、広報&メセナ部門)
〒106-8514 東京都港区南麻布四丁目11-44 フランス大使館内
アンスティチュ・フランセ日本 本部(事務局、芸術部門、メディア・コンテンツ部門)
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15 東京支部:アンスティチュ・フランセ東京内
アンスティチュ・フランセ東京
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
アンスティチュ・フランセ横浜
〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町5-76 明治屋尾上町ビル7階
アンスティチュ・フランセ関西 - 京都
〒606-8301 京都府京都市左京区吉田泉殿町8
ヴィラ九条山
〒607-8492 京都府京都市山科区日ノ岡夷谷町17-22
アンスティチュ・フランセ関西 - 大阪
〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋二丁目2-11 阪急産業南森町ビル9階
アンスティチュ・フランセ九州
〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名二丁目12-6 BLD.F 3階
アンスティチュ・フランセ沖縄
〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2丁目15番3号 嘉栄産業ビル5階

関連項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集