アンダルシア 女神の報復

2011年公開の日本映画

アンダルシア 女神の報復』(アンダルシア めがみのほうふく)は、2011年6月25日に公開された日本映画

アンダルシア 女神の報復
監督 西谷弘
脚本 池上純哉
製作 堀口壽一
島谷能成
高田佳夫
尾越浩文
杉田成道
永田芳男
製作総指揮 亀山千広
出演者 織田裕二
黒木メイサ
戸田恵梨香
福山雅治
伊藤英明
谷原章介
夏八木勲
Iñigo Aramburu
Pilar Fernandez Herboso
音楽 菅野祐悟
主題歌 IL DIVO
Time to say good bye
撮影 山本英夫
編集 山本正明
製作会社 フジテレビジョン
東宝
電通
ポニーキャニオン
日本映画衛星放送
アイ・エヌ・ピー
配給 東宝
公開 日本の旗 2011年6月25日
上映時間 125分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
英語
スペイン語
フランス語
興行収入 18.8億円[1]
前作 テレビドラマ
外交官 黒田康作
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概要 編集

フジテレビ製作の観光サスペンス映画『アマルフィ 女神の報酬』(2009年)およびその続編である連続ドラマ『外交官 黒田康作』の完結篇である、スペインを舞台とした映画第2作。前作映画同様、観光映画として風光明媚な観光地のほか、フラメンコや闘牛や市場などスペインの観光名物が登場する。『アマルフィ』のキャストが再登場し、ドラマからは鹿賀丈史が引き続いて出演した。バルセロナでの車の衝突シーンでは使用が日曜限定のため、4日間の撮影に1か月以上かかり、交差点を封鎖して撮影が行われた[2]。フジテレビは自社の系列局で6月25日、7月8日に宣伝番組を放送した。キャッチコピーは「守るべきものは、誇りか、愛か」。東宝系列の371スクリーン規模で公開されたが、公開前に視聴率が1桁台に落ち込んだ連続テレビドラマ版同様苦戦を強いられ、最終興行収入は前作の半分の18.8億円に終わった。

『アマルフィ』の劇中で使われた「アンタがいるってことは、派手なことが起こるってことだろ?」という台詞からの流れを汲み、その後を描いたテレビドラマ『外交官 黒田康作』では「お前がいるってことはまた厄介な事件が?」、本作では「アンタが来てるってことは、また面倒くさいことが起きるってことかぁ」という台詞が使われている。

ストーリー 編集

アンドラ公国で自殺した日本人投資家で警視総監の息子・川島の調査のため、アンドラを訪れた黒田は、事件を隠蔽し第一発見者に成りすました銀行員・新藤結花と、インターポール捜査官の神足誠と出会う。神足の意に反し、結花をバルセロナの大使館で保護しようとする黒田であったが、突然正体不明の武装グループに襲撃される。 結花は国際テロ組織による襲撃だと怯え、黒田に国際テロ組織へのビクトル銀行の不正融資取引がアンダルシア地方で行われることを話す。 黒田は神足に打ち明け、摘発すべきだと話すが、警察庁外務省のそれぞれを通じ神足と黒田に捜査停止命令が下される。 守るべきものは組織の体裁か、それとも正義か。その葛藤を抱えながらも取引を検挙すべく3人はアンダルシアへと向かう。

主な舞台 編集

キャスト 編集

スタッフ 編集

ソフト化 編集

2011年12月21日発売。

  • スタンダード・エディション(1枚組、ブルーレイ・DVD)、映像特典:特報・劇場予告編・TVスポット集
  • プレミアム・エディション(3枚組、ブルーレイ・DVD)、ディスク1:本編(スタンダード・エディションと同様)、ディスク2・特典DVD1:黒田と共に駆け抜けた情熱の国スペイン 完全版、キャスト・スタッフインタビュー、ディスク3・特典DVD2:イベント映像集(完成披露舞台挨拶、初日舞台挨拶、大ヒット舞台挨拶)、アンダルシア ミュージック・クリップ、封入特典:ポストカードブック(15枚セット)、特製アウターケース付きデジパック仕様

脚注 編集

外部リンク 編集