アーロン・シスキンド(Aaron Siskind、1903年12月4日-1991年2月8日)は、アメリカの写真家。「アーロン・シスキン」「アアロン・シスキンド」「アアロン・シスキン」と表記されることもある。

ニューヨークに生まれ、1930年代に写真をはじめた。フォト・リーグに所属し、ハーレムなどを対象に、社会的なドキュメンタリー作品を撮影。抽象表現主義に関わり、マーク・ロスコやデ・クーニングとも親しかった[1]

その後、1940年代に作風を転換し、身近な物体や壁・ポスターなどの一部分を、極めて主観的な感覚で撮影し始めた。場合によっては、何が撮影されているのか一見わからないような、抽象的な表現となっている場合もあった。例えば、塗られたペンキがはげかかり、膜のようになって捲れあがっている写真などが、その範疇に入れることができよう。([2]

写真教育にも力を入れ、イリノイ工科大学ニュー・バウハウスの後身)、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインなどで教鞭をとった(いずれも、ハリー・キャラハンとともにまたはその影響による)。

脚注 編集

関連項目 編集


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