イッパツ危機娘』(イッパツききむすめ)は、原田重光による日本漫画、またそれを原作として製作されたテレビアニメ。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて連載された。アニメはTBS系列で1999年10月4日から10月28日[1]まで『ワンダフル』枠で放送された。

イッパツ危機娘
ジャンル 青年漫画
漫画
作者 原田重光
出版社 講談社
掲載誌 週刊ヤングマガジン
レーベル ヤンマガKC
発表期間 1998年 - 2000年
巻数 全6巻
アニメ
原作 原田重光
監督 吉田啓良
キャラクターデザイン 南伸一郎
音楽 Daichi
アニメーション制作 グループ・タック
製作 TBS
放送局 TBS
放送期間 1998年10月4日 - 10月28日
話数 全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

あらすじ 編集

中国からの留学生・クーニャンは容姿端麗、スポーツ万能、学業優秀なスーパーガール。だが完璧すぎる彼女にも致命的な弱点があった。それは「どんな状況でも命懸けの事態に巻き込まれる」こと。人呼んで“イッパツ危機娘”のクーニャンは、今日もどこかで危機的状況に巻き込まれている。

アニメ版ではクーニャンが酩酊した後危機的状況に気付くという設定がない。また、二代目危機娘である相沢まどかのエピソードもクーニャンが主役になっている。

登場人物 編集

ナレーションは玄田哲章が担当。

クーニャン
声 - 渡辺久美子
本作の主人公。登場時に毎回危機的状況に陥っている不憫な人物。あらゆる物理公式を把握しており、危機的状況の中でも素早く計算を行える。しかし、たまに要領が悪かったり、焦るあまり知識が欠如する場合がある。
リンダ
声 - 浅田葉子
クーニャンの友人。いわゆるトラブルメーカーで、無神経に行動してはクーニャンを巻き込んで危機的状況を作る。
ナジャ
声 - 山口由里子
クーニャンの友人。登場回数は少ない。

テレビアニメ 編集

スタッフ 編集

  • 原作 - 原田重光
  • 監督 - 吉田啓良
  • キャラクターデザイン - 南伸一郎
  • 美術監督 - 宮野隆
  • 音響監督 - 高橋秀雄
  • 音楽 - daichi
  • アニメーション制作 - グループ・タック
  • 製作 - TBS

主題歌 編集

「願いがかなうように」
作詞 - 渡瀬マキ / 作曲 - 川添智久 / 編曲 - LINDBERG、前野知常 / 歌 - LINDBERG

放映リスト 編集

第1話に江頭2:50が実写で出演している。

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督 放映日[1]
1 阿鼻叫喚サウナ 誌村宏明 野口大蔵 1999年
10月5日
2 顔面甲殻の流血 10月6日
3 殺人エクササイズ 10月7日
4 狂走アルコール脱出 10月8日
5 撃沈! アメリカンジョーク! 太田博光 岡迫亘弘 10月12日
6 激闘! アミメニシキヘビ 南伸一郎 10月13日
7 個室無縁の戦い 原田峰文 10月14日
8 ドラム缶風呂 はがひとし 10月15日
9 冥土に一番近いビル 井之川慎太郎 野口大蔵 10月19日
10 闘うラウンドガール 10月20日
11 私は悲惨な水中花 10月21日
12 血みどろ救急コール 10月22日
13 焦燥のタンデムツーリング 太田博光 村上元一 10月26日
14 圧迫! 巨大タンス! 吉田潤 10月27日
15 灼熱の箱入り極限娘 奥田誠治 太田博光 原田峰文 10月28日
16 デスマッチin電流風呂 南伸一郎 10月29日

脚注 編集

  1. ^ a b 内包元である『ワンダフル』の放送が23:55、ワンダフルアニメが翌0時40分以降のコーナーとして放送のため、『ワンダフル』そのものの放送日とワンダフルアニメの放送日は異なる。

外部リンク 編集

TBS ワンダフル内アニメ枠
前番組 番組名 次番組
イッパツ危機娘