イワン・ヒポリットIvan Hippolyte1964年11月7日 - )は、オランダ出身の元キックボクサー

イワン・ヒポリット
基本情報
通称 ミスター・パーフェクト
身長 178cm
体重 73kg(現役時)
誕生日 (1964-11-07) 1964年11月7日(59歳)
スリナムの旗 スリナム
出身地 オランダの旗 オランダ
スタイル キックボクシング
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ラモン・デッカーライアン・シムソンと並んで、1990年代に同国の中量級を支えた。引退後は、ボスジムのトレーナーを務めている[1]

概要 編集

全盛期は1989~1994年頃のウェルター級時代。 ムエタイの当時現役王者ジョムホート・ギャットアディサック、ヴィチャーン・チョーローチャナチャイ、プラセリート・ルークマトリー、前王者シティサック・トー・アヌソンらを軒並みKOで破る快挙。 協力な左右のマシンガンフックと遠い距離からのアッパーが強力。ローキックからパンチ、ミドルキックからパンチの流れもスピーディでスムース。ムエタイ選手と互角以上の成績を残していた。 当時、ライト級から徐々に階級を上げ始めていたラモン・デッカーとの対戦が実現しなかったのは惜しまれる。

ミドル級に転級してからは、後半スタミナ切れを起こしがちになりスピードも落ちKO勝ちも半減したが、高いコンビネーションスキルと頭脳戦で好試合を沢山生み出した。

アーネスト・ホーストのコーチとしても知られ、元祖ミスター・パーフェクトと呼ばれた。

来歴 編集

1995年7月16日、K-3 GRAND PRIX '95に出場。決勝戦で金泰泳に判定勝ちを収め優勝を果たした。あのチャンプア・ギャティソンリットにKO勝ちもしている。

1996年9月1日、K-1 REVENGE '96でジェイソン・信長に判定負け。

2000年10月22日、It's Showtimeでライアン・シムソンと引退試合を行い、KO勝ち。引退の花道を飾った。

2007年8月1日、ミルコ・クロコップのチームであるチーム・クロコップの打撃コーチを引き受け、教え子であるレミー・ボンヤスキーギルバート・アイブルと共にクロアチアでトレーニングを行っている。

戦績 編集

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ライアン・シムソン 4R KO It's Showtime Exclusive 2000年10月22日
× ペリー・ウベダ TKO(スネ負傷) バトル・オブ・アーネム(オランダ) 1999年9月5日
× ジェイソン・信長 3分5R終了 判定0-3 K-1 REVENGE '96 1996年9月1日
× サッグモンコン・シッチューチョーク 判定 プーミポン国王就任50周年記念興行
【WMTCミドル級タイトルマッチ】
1996年3月30日
金泰泳 再延長R終了 判定2-1 K-1 LEGEND 翔
【K-3 GRAND PRIX 決勝】
1995年7月16日
後川聡之 再延長R終了 判定3-0 K-1 LEGEND 翔
【K-3 GRAND PRIX 準決勝】
1995年7月16日
チャンプア・ゲッソンリット 2R 0:20 KO(左フック) K-1 LEGEND 翔
【K-3 GRAND PRIX 1回戦】
1995年7月16日
× オーランド・ウィット 5R終了 判定 オランダ 1995年4月2日
ファイサル・レディング 3分5R終了 判定 K-3 オランダ
【決勝】
1994年9月25日
ペリー・ウベダ 1R 2:46 TKO(タオル投入) K-3 オランダ
【準決勝】
1994年9月25日
アンドレ・マシュールス 3分3R終了 判定 K-3 オランダ
【1回戦】
1994年9月25日
吉鷹弘 3分5R終了 判定3-0 K-1 GRAND PRIX '94
【スペシャルワンマッチ】
1994年4月30日

脚注 編集

  1. ^ RENAの相手はオランダの女子キック界の超新星”. eFight (2014年11月14日). 2018年3月22日閲覧。

関連項目 編集