インフィニティ (ジャーニーのアルバム)

ジャーニーのアルバム

インフィニティ』(Infinity)は、アメリカロックバンドジャーニー1978年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。バンドは本作より、専任ボーカリストを含む5人編成となった。

インフィニティ
ジャーニースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロックハードロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ロイ・トーマス・ベイカー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 21位(アメリカ[1]
  • 37位(スウェーデン[2]
  • ジャーニー アルバム 年表
    ネクスト
    (1977年)
    インフィニティ
    (1978年)
    エヴォリューション
    (1979年)
    ミュージックビデオ
    「Lights」 (Official Video) - 1978 - YouTube
    「Feeling That Way」 (Official Video) - 1978 - YouTube
    「Wheel in the Sky」 (Official Video) - 1978 - YouTube
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    背景 編集

    当初は、後にヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンのメンバーとして活動するロバート・フライシュマンがボーカリストに抜擢され、フライシュマンは曲作りにも参加した[3]。しかし、最終的にはマネージャーのハービー・ハーバートの判断で、フライシュマンに代わりスティーヴ・ペリーが加入[4]。前作『ネクスト』(1977年)までリード・ボーカルを担当していたグレッグ・ローリーは、本作では「フィーリング・ザット・ウェイ」でペリーと共にボーカル・パートを分け合い、「エニィタイム」では単独でリード・ボーカルを担当した[5]

    クイーンとの仕事で知られるロイ・トーマス・ベイカーがプロデュースとミキシングで参加した[6]

    本作を最後にエインズレー・ダンバーが脱退し、ダンバーは1978年のうちにジェファーソン・スターシップに加入する[7]

    反響 編集

    アメリカのBillboard 200ではバンド初のトップ40入りを果たし、最高21位に達した[1]。1989年7月には、RIAAによってトリプル・プラチナに認定されている[8]

    本作からは「ホイール・イン・ザ・スカイ」(全米57位)、「エニィタイム」(全米83位)、「ライツ」(全米68位)がシングル・ヒットした[1]

    収録曲 編集

    1. ライツ - "Lights" (Steve Perry, Neal Schon) - 3:10
    2. フィーリング・ザット・ウェイ - "Feeling That Way" (S. Perry, Gregg Rolie, Aynsley Dunbar) - 3:27
    3. エニィタイム - "Anytime" (G. Rolie, Roger Silver, Robert Fleischman, N. Schon, Ross Valory) - 3:28
    4. ラ・ドゥ・ダ - " Lă Do Dā " (S. Perry, N. Schon) - 3:02
    5. ペイシェントリー - "Patiently" (S. Perry, N. Schon) - 3:22
    6. ホイール・イン・ザ・スカイ - "Wheel in the Sky" (Diane Valory, N. Schon, R. Fleischman,) - 4:12
    7. サムシン・トゥ・ハイド - "Somethin' to Hide" (S. Perry, N. Schon) - 3:26
    8. ウィンズ・オブ・マーチ - "Winds of March" (N. Schon, Matt Schon, R. Fleischman, S. Perry, G. Rolie) - 5:04
    9. キャン・ドゥ - "Can Do" (D. Valory, R. Valory, S. Perry) - 2:39
    10. オープンド・ザ・ドアー - "Opened the Door" (S. Perry, N. Schon, G. Rolie) - 4:35

    参加ミュージシャン 編集

    脚注 編集