ウズ・ルジアダス

カモンイスの叙事詩

ウズ・ルジアダスOs Lusiadas)はポルトガル最大の詩人と言われるルイス・デ・カモンイスによる叙事詩である。大航海時代におけるポルトガルの海外進出と栄光を、ホメーロスを模した雄大な作風で描く。初版の出版は、作者が東方航海から帰還して3年後の1572年。この作品はムーア人との戦争が激化する中で生まれた。

『ウズ・ルジアダス』初版表紙

ユーラシア大陸最西端のロカ岬の碑文に刻まれた「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」という言葉は、この作品の第3詩20から取られている。

邦訳 編集