エル・フェルダン鉄道橋

エジプトの橋

エル・フェルダン鉄道橋エジプトイスマイリアの近くでスエズ運河に架かる旋回橋である。この橋は長さ340mあり、世界最長の旋回橋である。この橋は1963年に架けられ、1967年の第三次中東戦争の際にエジプト空軍将軍で、技術者のアフマド・ハムディ英語版により破壊された橋の代わりに架けられた。

エル・フェルダン鉄道橋はスエズ運河に東西に架かりシナイ半島にいたる、世界最長の旋回橋である。大部分の時間は運河を船舶が通行できるように開いており、列車の通行時のみ閉じられる。

地域の開発 編集

エル・フェルダン鉄道橋はスエズ運河周辺の開発計画の一部であった。この計画に含まれる他のプロジェクトとして、1983年に開通したスエズ運河を潜るアハメド・ハムディ・トンネルスエズ運河横断送電線英語版、エル・フェルダン鉄道橋の約19km北に、2001年に開通したスエズ運河橋がある。

外部リンク 編集

座標: 北緯30度39分25秒 東経32度20分02秒 / 北緯30.657度 東経32.334度 / 30.657; 32.334