オートドローモ・ディ・ペルグーサAutodromo di Pergusa)は、イタリアサーキットシチリア唯一の自然湖であるペルグーサ湖を囲む自動車とオートバイのサーキット。湖はエンナ市の近くにあるため、このサーキットはエンナ・ペルグーサとしても知られている。

オートドローモ・ディ・ペルグーサ
所在地ペルグーサイタリア
標準時CET, UTC+1
座標北緯37度30分52秒 東経14度18分23秒 / 北緯37.51444度 東経14.30639度 / 37.51444; 14.30639座標: 北緯37度30分52秒 東経14度18分23秒 / 北緯37.51444度 東経14.30639度 / 37.51444; 14.30639
FIAグレード3
オープン1951年
主なイベントFIA スポーツカー選手権FIA GT選手権国際F3000選手権フォーミュラ1ヨーロッパツーリングカー選手権 24Hシリーズ
グランプリサーキット (1995-現在)
コース長4.950 km (3.076 mi)
コーナー数16
レコードタイム1:31.149 (ブラジルの旗 リカルド・ロセット, スーパーノヴァ・レーシング, 1995, 国際F3000選手権)

概要 編集

1960年代には、トラックは1970年代後半からさまざまなスポーツカーイベントを主催。また、地中海グランプリとして知られるチャンピオンシップ以外のF1イベントのホスト役も務めた。1989年にスーパーバイク世界選手権のイタリアラウンドがここで開催された。1990年代に、トラックはアップグレードされ、FIA スポーツカー選手権FIA GT選手権、およびF3000イベントが開催された。1997年には、このトラックはフェラーリフェスティバルの開催地でもあった。

トラックのほこりと研磨性により、表面が非常に滑りやすくなる傾向が強く、特にフォーミュラ3000レースは、組織とマーシャリングの基準が非常に低いことでも知られてした[1]

2020年7月22日にセベネト24時間レースとして、10月10日から11日までの2日間のイベントでサーキットを巡る耐久のレースを開催すると発表した。1981年に最後に開催された最も古い耐久レースの1つであるのはCコパ・フロリオという名称であった[2]

脚注 編集

  1. ^ L’annee Formule 3000 1992. Drapeau a Damier.
  2. ^ CREVENTIC to revive the Coppa Florio at Pergusa” (英語). 24H Series. 2020年10月10日閲覧。

外部リンク 編集

  ウィキメディア・コモンズには、エンナ・ペルグーサに関するカテゴリがあります。