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エンリコ・ミリウス・ダルガス(Enrico Mylius Dalgas、1828年7月16日1894年4月16日)は、デンマーク技術者および軍人である。ユトランド半島土地開発先駆者として知られる。

ヒースに覆われたユトランド半島北部に植林を開始し、開拓に乗り出した。1870年代にはアメリカ合衆国の安価な穀物の流入に打撃を受けたが、イギリス酪農製品の需要の高まりに応じ産業構造を転換した。

日本では、内村鑑三の「デンマルク国の話」で紹介された[1]。内村は、

木材よりも、野菜よりも、穀類よりも、畜類よりも、さらに貴きものは国民の精神であります。デンマーク人の精神はダルガス植林成功の結果としてここに一変したのであります。失望せる彼らはここに希望を恢復しました、彼らは国を削られてさらに新たに良き国を得たのであります。しかも他人の国を奪ったのではありません。己れの国を改造したのであります。 — 内村鑑三、『デンマルク国の話 信仰と樹木とをもって国を救いし話』

と褒め称えている[1]が、日本の学者には彼の業績について疑問を持つ人間も少なからずいる。[要出典]

脚注 編集

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