カイン』(Cain)は、1821年に出版されたジョージ・ゴードン・バイロンによる戯曲。この作品では、旧約聖書のカインとアベルの物語がカインの視点から描かれている。『カイン』は、レーゼドラマとして知られる文学ジャンルの一例である。

初版の標題紙、1821年

登場人物 編集

評価 編集

マルグリット・ユルスナールは、『カイン』はバイロンにとっての近親相姦への強迫観念的な重要性が強く暗示された作品であると述べている[1]

出典 編集

  1. ^ Yourcenar, Marguerite 著、岩崎力 訳『姉アンナ…』白水社、1987年、143-144頁。ISBN 9784560042557 

参考文献 編集

  • Byron, The Major Works, ed. Jerome J. McGann (Oxford: Oxford University Press, 1986).

外部リンク 編集