カヤ・フトボル・クルブ-イロイロ (フィリピン語: Kaya Futbol Club–Iloilo) は、フィリピンイロイロをホームタウンとするサッカークラブ。カヤのフィリピン語での意味はWe can、古いタガログ語での意味はkey to brotherhoodである[1]

カヤ-イロイロ
原語表記 Kaya Futbol Club–Iloilo
愛称 The Mighty Kaya
The Lions
創設年 1996年
所属リーグ フィリピン・フットボールリーグ
ホームタウン イロイロ州イロイロ
ホームスタジアム イロイロ・スポーツ・コンプレックス英語版
収容人数 7,000
監督 フィリピンの旗 Noel Marcaida
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

歴史 編集

1980年代後半は様々な年齢の選手が集まってバスケットボールコートで屋内サッカーを楽しんだり、7人制の屋外サッカー大会に参加してメダルやトロフィーを獲得していた。1996年7月、カヤFCはマカティにて公式に創設された。1990年代後半にはマニラ首都圏サッカー協会が主催する11人制のサッカー大会に参加した。カヤは当時ビッグスリーと呼ばれていたフィリピン陸軍、同空軍、同海軍のサッカークラブを倒せる唯一のクラブとして知られるようになった。[2]

2015年、UFLカップで優勝し、AFCカップ2016出場権を獲得した[3][4]

2017年、フィリピン・フットボールリーグ参加にあたって「カヤFC-マカティ」と改名し、さらに翌2018年にはイロイロに移転して「カヤFC-イロイロ」となった。

2020年から星出悠が監督に就任し、2021年にAFCチャンピオンズリーグ2021本戦出場を果たし、コパ・パウリーノ・アルカンタラでは全勝かつ無失点で優勝した。また、2022-23シーズンのフィリピン・フットボールリーグで優勝し、AFCチャンピオンズリーグ2023/24グループステージからの出場権を獲得した。

2023年8月11日、AFCプロライセンスを持たない星出が監督を退任してアシスタントコーチになり、カンボジアプリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFCのアシスタントコーチやビサカFC監督を歴任した北アイルランド人のコルム・カーティス英語版が監督に就任した[5]

タイトル 編集

現所属メンバー 編集

2020年2月10日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK   ナサナエル・ビラヌエバ英語版
2 DF   タイラー・マタス英語版
3 DF   Chy Villaseñor
4 DF   大村真也 (副主将)
5 DF   キャメロ・タクサルメ英語版
6 DF   Jalsor Soriano
7 FW   ジョヴィン・ベディック英語版 ( )
8 MF   マーウィン・アンヘレス英語版
9 FW   Eric Giganto
10 FW   ケンシロウ・ダニエルズ
12 MF   ジェイソン・パンハイ
13 DF   Janrick Soriano
14 DF   マイク・メンジー
15 DF   マルコ・カサンブレ英語版
No. Pos. 選手名
17 MF   アーネル・アミタ
19 DF   カーライル・ミッチェル英語版
20 FW   堀越大蔵
21 FW   Roberto Corsame Jr.
22 GK   ザック・バンゾン
23 DF   シモーネ・ロータ
25 GK   ルイ・カサス英語版
27 DF   Shirmar Felongco
29 FW   コナー・タカーニ英語版
39 FW   上里琢文
44 DF   オーディー・メンジー

歴代所属選手 編集

脚注 編集

  1. ^ About Us”. Kaya Futbol Club. 2016年2月8日閲覧。(英語)
  2. ^ History”. Kaya Futbol Club. 2016年2月8日閲覧。(英語)
  3. ^ Kaya claim UFL Cup and book AFC Cup 2016 play-off berth”. AFC (2015年8月29日). 2016年2月8日閲覧。(英語)
  4. ^ Kaya shock Ceres to win UFL Cup”. CNN Philippines (2015年8月29日). 2016年2月8日閲覧。(英語)
  5. ^ Adrian Stewart Co (2023年8月11日). “Kaya-Iloilo taps new coach, players”. Panay News. 2023年10月21日閲覧。

外部リンク 編集