カーク・バクスターKirk Baxter, 1972年 - )は、オーストラリア出身の編集技師、タイトルデザイナーである。アンガス・ウォールと共同でデヴィッド・フィンチャー監督作品に参加し、『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)と『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)でアカデミー編集賞を受賞した[1]

カーク・バクスター
Kirk Baxter
生年月日 1972年
出生地 オーストラリアの旗 オーストラリア シドニー
職業 編集技師
 
受賞
アカデミー賞
編集賞
2010年ソーシャル・ネットワーク
2011年ドラゴン・タトゥーの女
放送映画批評家協会賞
編集賞
2011年ドラゴン・タトゥーの女
英国アカデミー賞
編集賞
2010年ソーシャル・ネットワーク
その他の賞
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人物 編集

シドニーで生まれ育ち、そこで映像編集者としてのキャリアをスタートさせた。主にコマーシャルの編集者として有名で、ファイナル・カットという名前の広告編集会社を共同設立していた[2]。2004年、バクスターは、アンガス・ウォールの会社であるロック・ペーパー・シザーズに加わった[3]。次に、バクスターはウォールと共にデヴィッド・フィンチャー監督の『ゾディアック』(2007年)に参加した。フィンチャーの次回作『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)の編集にウォールが選ばれた際、彼はバクスターを共同編集者にするようフィンチャーに提案した[4]

フィルモグラフィ 編集

映画 編集

テレビ 編集

受賞・ノミネート 編集

部門 作品名 結果 備考
アカデミー賞 2008年 編集賞 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 ノミネート アンガス・ウォールと共同
2010年 ソーシャル・ネットワーク 受賞
2011年 ドラゴン・タトゥーの女 受賞
アメリカ映画編集者協会賞 2008年 長編映画編集賞
(ドラマ部門)
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 ノミネート
2010年 ソーシャル・ネットワーク 受賞
2011年 ドラゴン・タトゥーの女 ノミネート
英国アカデミー賞 2008年 編集賞 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 ノミネート
2010年 ソーシャル・ネットワーク 受賞
サテライト賞 2010年 編集賞 ノミネート
放送映画批評家協会賞 2010年 編集賞 ノミネート
2011年 ドラゴン・タトゥーの女 受賞
サンディエゴ映画批評家協会賞 2010年 編集賞 ソーシャル・ネットワーク ノミネート
オンライン映画批評家協会賞 2008年 編集賞 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 ノミネート
2010年 ソーシャル・ネットワーク ノミネート
ハリウッド映画賞 2010年 エディターズ・オブ・ザ・イヤー - 受賞
エミー賞 2005年 タイトル賞 ビッグ・ラブ ノミネート モーリス・マーブル、アンガス・ウォール、
ラリー・ユーイングと共同

出典 編集

  1. ^ 渡辺史敏 (2012年5月4日). “ナイキが新サプライヤーの面目躍如、ドラフト舞台裏【後編】”. NFL JAPAN. 2012年5月17日閲覧。
  2. ^ The Curious Case of Benjamin Button: Picture Editor Kirk Baxter”. Movieset. 2009年3月25日閲覧。
  3. ^ Vines, Emily (2005-08-19). “Kirk Baxter Heads West”. Shoot. 
  4. ^ Caranicas, Peter (2009年2月6日). “Editing duos realize helmers' visions”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1117999765.html?categoryId=3275&cs=1 

外部リンク 編集