サビニャニゴ

スペインの町

サビニャニゴスペイン語: Sabiñánigo)は、スペインアラゴン州ウエスカ県ムニシピオ(基礎自治体)。アラゴン語ではサミアニゴアラゴン語: Samianigo)であるが[1][2]、スペイン語表記が公式名である。

Sabiñánigo

  


広場・庁舎・教会
 アラゴン州
 ウエスカ県
面積 586.82 km²
標高 780m
人口 9,349 人 (2016年)
人口密度 15.93 人/km²
Sabiñánigoの位置(スペイン内)
Sabiñánigo
Sabiñánigo
スペイン内サビニャニゴの位置
Sabiñánigoの位置(ウエスカ県内)
Sabiñánigo
Sabiñánigo
ウエスカ県内サビニャニゴの位置

北緯42度31分07秒 西経00度21分52秒 / 北緯42.51861度 西経0.36444度 / 42.51861; -0.36444座標: 北緯42度31分07秒 西経00度21分52秒 / 北緯42.51861度 西経0.36444度 / 42.51861; -0.36444

地理 編集

 
サンタ・オロシア山から見たサビニャニゴの町

標高は780メートル。アルト・ガリェゴ英語版郡の中心都市である。ウエスカ県の県都ウエスカからの距離は52キロメートル。ピレネー山脈からテナ谷スペイン語版を南下したガリェゴ川が支流のアウリン川と合流する地点の西側にサビニャニゴの町が形成されている。付近は東西に長い盆地となっており、この盆地にはハカなどの町もある。

19世紀末にはピレネー山中の内陸部を通ってスペインとフランスを結ぶ鉄道路線の建設が計画され、1893年にはサビニャニゴにも線路が通じた。この路線はサラゴサを出発すると、サビニャニゴ、ハカ、カンフランクオロロン=サント=マリーを通ってポーに至った。

北はビエスカス英語版イェブラ・デ・バサ英語版と、東はボルターニャと、南はラス・ペーニャス・デ・リグロス英語版と、南東はバルバストロと、西はカルデアレナス英語版やハカやビリャヌア英語版と接している。

気候は西岸海洋性気候であり、ケッペンの気候区分によるとCfbである。1954年1月には31日には観測史上最低の摂氏マイナス25度を記録し、1951年7月28日には観測史上最高の摂氏39.8度を記録した。

政治 編集

首長一覧(1979-)
任期 首長名 政党
1979–1983 Antonio Ferrer Piedrafita 民主中道連合(UDC)
1983–1987 Luis Giménez Buesa アラゴン人党(PA)
1987–1991 Antonio Calvo Lasierra スペイン社会労働党(PSOE)
1991–1995 Antonio Calvo Lasierra スペイン社会労働党(PSOE)
1995–1999 Carlos Iglesias Estaún スペイン社会労働党(PSOE)
1999–2003 Carlos Iglesias Estaún スペイン社会労働党(PSOE)
2003–2007 Carlos Iglesias Estaún スペイン社会労働党(PSOE)
2007–2011 Jesús Timoteo Lasierra Asín スペイン社会労働党(PSOE)
2011–2015 Jesús Timoteo Lasierra Asín スペイン社会労働党(PSOE)
2015–2019 Jesús Timoteo Lasierra Asín スペイン社会労働党(PSOE)
2019– n/d n/d

人口 編集

サビニャニゴの人口推移 1900-2016
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[3]、1996年 - [4]

スポーツ 編集

自転車競技が盛んであり、アマチュア選手による自転車レースが開催されているほか、毎年9月に開催されるブエルタ・ア・エスパーニャではステージのスタート地点やゴール地点となることが多い。

サビニャニゴは主要なスキー場へのアクセス拠点であり、パンティコサ英語版スキー場から30キロメートル、スペイン最大のフォルミガル英語版スキー場から38キロメートル、カンダンチュ英語版スキー場から44キロメートル、アストゥン英語版スキー場から47キロメートルである。

姉妹都市 編集

出身者 編集

脚注 編集

外部リンク 編集